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松下電器産業株式会社は30日、ブラウン管製造子会社の松下東芝映像ディスプレイ株式会社を完全子会社化すると発表した。 松下東芝映像ディスプレイは、松下電器と東芝が出資し2003年4月に発足。テレビ用ブラウン管の開発/製造/販売子会社として展開してきたが、3月30日付けで松下電器が東芝保有の全株(35.5%)を買い取り、完全子会社化する。併せて社名もMT映像ディスプレイ株式会社に変更する。 松下電器では、完全子会社化により、テレビ戦略の経営判断を、より迅速に実行できるとしている。また、ブラウン管テレビ需要は減少傾向にあるものの、中南米やインド、CIS、中国、アジアなどブラウン管需要が根強い地域での販売に重点を置き、徹底的なコスト力強化に取り組みながら、事業を継続するという。 □松下電器産業のホームページ ( 2007年3月30日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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