オーディオテクニカ、レコード用交換針などを値上げ －製造コスト高騰など原因。6月1日より改定

VM型カートリッジ「AT-DS3/G YL」

　株式会社オーディオテクニカは、アナログレコード用カートリッジ、交換針、ヘッドシェルなど22製品の価格を6月1日より改定し、それぞれ525～7,350円の値上げを行なうと発表した。

　改定後の価格と値上げ幅については、下表の通り。

品名	型番	旧価格	新価格	差額
ヘッドシェル	AT-LH18/OCC	6,090円	7,140円	1,050円
	AT-LH15/OCC	5,775円	6,825円
	AT-LH13/OCC	5,460円	6,510円
	MG10	2,310円	3,780円	1,470円
	AT-LT13a	1,890円	3,150円	1,260円
MC型カートリッジ	AT-F3II	10,500円	15,750円	5,250円
MC針交換	AT-F3II針交換	6,300円	9,450円	3,150円
VM型カートリッジ	AT150MLX	29,400円	36,750円	7,350円
	AT15Ea/G	26,250円	29,400円	3,150円
	AT7V	10,500円	15,750円	5,250円
	AT10G RD	7,350円	8,400円	1,050円
	AT-DS3/G YL	8,400円	11,550円	3,150円
	AT10G	7,350円	8,400円	1,050円
	AT-DS3	6,300円		2,100円
交換針	ATN150MLX	14,700円	18,375円	3,675円
	ATN15Ea	12,338円	13,125円	787円
	ATN120Ea	5,250円	8,400円	3,150円
	ATN7V		7,875円	2,625円
	ATN10G RD	3,675円	4,200円	525円
	ATN10G
	ATN-DS3 YL	3,150円		1,050円
	ATN-DS3

　これまでは、同社の取り扱うアナログレコード用カートリッジなどの製品については、発売時の価格のままで販売を継続してきた。

　今回値上げを実施する要因として、同社では「近年の需要減少に加え、金型メンテナンス経費の負担増や、部品類の製造業者の減少などによる製造コストの高騰が著しく、現行価格の維持が不可能な状況に至った」としている。

□オーディオテクニカのホームページ
http://www.audio-technica.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.audio-technica.co.jp/info/atinfo_cartridge.html

( 2007年4月2日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]

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