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米Western Digital Technologiesは9日(現地時間)、AV機器向け3.5インチHDD「WD AV」シリーズの出荷を開始したと発表した。国内でも日本法人のウエスタンデジタルジャパンが受注を開始している。 DVDレコーダやセットトップボックスなどへの搭載に最適化した3.5インチHDDシリーズ。これまでも機器メーカーごとの個別対応は行なっていたが、今回新たにAV機器向け製品としてラインアップに追加した。 HDD容量として、80/160/250/320/500GBの5種類を用意。内蔵キャッシュ容量は2/8MB(容量500GBモデルは8MBのみ)、接続用インターフェイスはシリアルATA/IDEをそれぞれ用意する。
PC向けの3.5インチHDDシリーズ「WD Caviar SE16」シリーズなどに搭載する各技術を採用。シーク時におけるアームの移動速度を最適化し、無駄な動作を省き低消費電力/低振動化を実現した「IntelliSeek」機能を搭載。電源投入直後や、長時間利用していない場合などに、ヘッド部を一時退避させる「Ramp Load」も備える。 映像や音声再生時には、ATAストリーミングコマンド互換の「SilkStream」を採用。最大12個のHD動画の同時ストリーミング再生に最適化したほか、エラー回復のオプションも利用できる。また、記録時のアクセス箇所を均等化させ、ドライブ全体の磨耗を最小限にする「Preemptive Wear Leveling」にも対応する。 □Western Digitalのホームページ(英文) ( 2007年4月11日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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