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株式会社東芝は、携帯電話やビデオカメラなどの携帯機器向けに、容量16GBの組み込み型NAND型フラッシュメモリを開発した。第2四半期よりサンプル出荷を開始する。また、容量8GBの製品も4月よりサンプル出荷を開始、第3四半期より量産する。 標準の小型パッケージに56nmプロセスによるNANDチップ8枚とコントローラチップを納めた制御機能付きメモリで、同種の製品で業界最大容量を実現。16GB以外にも、1/2/4/8GBの各製品を用意する。 内蔵のコントローラチップは、高速メモリーカード規格のMMCA Ver.4.2に準拠。組み込みMMC(eMMC)として機器に導入できるため、機器メーカーはフラッシュメモリの制御機能を開発する必要が無く、開発負荷を低減できるという。 書き込み速度は最小6MB/秒、読み出し速度は最小15MB/秒。パッケージはFBGA。外形寸法は11.5×13.0×1.3mm(153Ball)/12.0×18.0×1.3mm(169Ball)/14.0×18.0×1.5mm(169Ball/16GB品)。 □東芝のホームページ ( 2007年4月17日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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