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松下電器産業株式会社は19日、記録型DVD向けの2波長レーザーの生産体制を、2007年度中に現状の2倍以上に当たる月産1,000万本に増強すると発表した。 赤外(波長780nm/CD用)/赤色(同650nm/DVD)用の両方が1チップで出力可能な2波長レーザーは、単色光レーザーに比べ周辺部品を半減できることから、記録型DVDピックアップ市場全体の15%を占めているという。同社においては2005年11月より生産されている。 2007年度はさらに、Blu-ray Disc/HD DVD市場の立ち上がりにより、青色レーザー(405nm)を加えた3波長に対応が可能で、BD/HD DVDとDVD、CDの全ディスクに対応した記録機能のさらなる低コスト化が実現できるとしている。 2波長レーザーの生産増強により、生産規模は、今後の記録型DVDピックアップ向けレーザー市場の40%以上に達すると見込んでおり、光ディスク市場の成長に貢献するとしている。
□松下電器のホームページ ( 2007年4月20日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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