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ソニーの100%出資会社ソニー白石セミコンダクタ株式会社は、青紫色半導体レーザーの月産170万個生産体制を構築した。 業界最大という月産170万個体制の確立により、Blu-rayプレーヤーやゲーム機向けの青紫色レーザー製品ラインナップを拡充。ソニー内部だけでなく、外販にも積極的に応えていくという。 4月には、出力170mWのBD記録再生型「SLD3234VF(φ5.6mm)」、「SLD3234VFI(φ3.8mm)」の出荷を開始。サンプル価格は4,500円/5,000円。さらに6月には出力20mWのBD再生用「SLD3131VF(φ5.6mm)」と、「SLD3131VFI(φ3.8mm)」を出荷する。サンプル価格は900円/1,000円。 また、11月には出力240mWの高出力青紫色レーザー「SLD3235VF(φ5.6mm))」、「SLD3235VFI(φ3.8mm)」の出荷を予定している。サンプル価格は4,500円/5,000円。 既に半導体レーザプロセスの前工程となるレーザチップまでのウエーハ工程は、再生用1波長青紫色半導体レーザーの完成品換算で月産500万個の生産が可能で、今後の需要動向に応じて後工程となる組み立て設備を増強していくという。 なお、ソニー白石では1986年の半導体レーザー生産以来、2007年3月末で累計出荷数20億個を突破した。 □ソニーのホームページ ( 2007年4月23日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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