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サイバーリンク トランスデジタル株式会社は、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」の最新バージョン「PowerDirector 6 Vista」を5月11日より順次発売する。 パッケージ版の発売日はいずれも6月1日で、価格は通常版が15,540円、アップグレード版が8,295円、乗換版が9,240円で、アカデミック版が8,085円。ダウンロード版は全て5月11日発売で、価格は通常版が9,300円、アップグレード/乗換版が7,300円。対応OSはWindows 2000/XP/Vista。
HDV対応のビデオ編集ソフトの最新バージョンで、Windows Vistaに正式対応した。 編集機能を強化し、自動編集をウィザード形式で利用できる「Magicウィザード」を搭載。手順に従ってテンプレートや出力時間などを選択するだけで、従来より簡単に自動編集が行なえる。 撮影時に発生した手ブレをソフト上で補正できる「Magic Fix」を搭載。新たに映像のキャリブレーションや逆行補正、ホワイトバランス調整などが行なえる「Magic Clean」機能も追加されている。 ピクチャインピクチャ(PiP)機能も強化。映像の上に映像を重ねるだけでなく、重ねた映像のオブジェクトを画面内で自由に動かせるようになった。 字幕についてもウィザード形式で簡単に挿入が可能で、事前に作成したテキストファイルを直接字幕データとして登録できる。 また、動画から音声を分離する操作を右クリックメニューに追加したほか、動画のスナップショットを1クリックで保存できるボタンを備えるなど、インターフェイスを改良して、使いやすさを向上しているという。 入力形式は、MPEG-1/2、DAT、AVI、DivX、VOB、VRO、WMVファイルなどのほか、新たにDVDビデオのIFO形式の取り込みに対応した。HDVカメラからのキャプチャなども可能。 AVCHDについては、8月頃に対応予定。購入者向けにAVCHD対応モジュールの無償配布を行なうとしている。 出力ファイルは、MPEG-1/2/4、DivX、AVI、WMV、QuickTime、RealVideo、H.264のほか、編集後の映像をHDVカメラに書き戻す機能も追加された。動画投稿/配信サイト「YouTube」へダイレクトにアップロードできる機能も備える。 そのほか、作業中のプロジェクトファイル保存時に、編集に使用している素材を全てプロジェクトファイルと同じフォルダにコピーすることで、別のPCにデータを移動しても引き続き編集作業が行なえる機能も追加されている。 トランジション/エフェクトは214種類を用意するほか、DVDビデオ用のテンプレートを66種類、PiPで利用するオブジェクトは130種類を備える。 □サイバーリンク トランスデジタルのホームページ ( 2007年4月27日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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