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株式会社エンティスは、PCパーツなどを組み合わせてデジタルメディアプレーヤーを自作できるAVキット製品「DMP8623ATX」を26日より販売開始した。同社直販サイトでの販売価格は24,800円。
IDEポートやPCIスロット、USBポートを備えたMicroATXサイズの基板に、メインチップとしてSigma Design製のメディアデコーダチップ「EM8623L」を搭載。MicroATXに準拠した汎用のパソコンケースに「DMP8623ATX」を内蔵し、IDEにはHDDや光学ドライブなどを接続して、PCパーツを活用したメディアプレーヤーを自作できる。 メインメモリは128MB。OSはsybas製のリアルタイムOSを採用している。接続したHDDなどに蓄積した動画や音楽ファイルのほか、ネットワーク上のファイル再生が可能なDMA機能も備えている。対応フォーマットは動画がMPEG-1/2/4、WMV9、WMV HD、静止画がBMP、JPEG、GIF、PNG、音声がMP3、WMA、PCM、AAC、AC3。 付属の赤外線リモコンで操作を行なう。映像出力端子としてDVIやアナログRGB(D-Sub15pin)、D端子、コンポーネント、コンポジットを装備。音声出力は光デジタルとアナログ音声を1系統装備する。Ethernetも備えている。 また、同社ではDMP8623ATXをベース基板として、様々なAV拡張キットを用意。「BayCraftキットシリーズ」として展開する。同シリーズはPCケースの5インチベイに収納可能なアンプやDACなどを展開する予定で、「ディスクリートステレオアンプ」や「DCDCコンバータ」、「ASRC-DAコンバータ」、「デジタルサウンドコントローラ」などを発売する。発売時期や価格は未定。 □エンティスのホームページ ( 2007年4月27日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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