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バンダイビジュアル株式会社は、マクロス25周年企画として、「マクロスプラス」(OVA版/劇場版)、「マクロス7」(TV版/OVA版/劇場版)をHDリマスター版DVD-BOX化する。各BOXの発売日や価格などは下表の通り。
■ マクロスプラス リマスターボックス
'94年のOVAシリーズ4話(Vol.1~Vol.4)と、'95年公開の劇場版「マクロスプラス MOVIE EDITION」をハイデフィニション・リマスター版としてDVD-BOX化。音声も、リニアPCMで収録しており、「映像、音声ともに最適な状態で収録されるボックスセット」(同社)としている。 なお、既にDVDでは単品版として、OVAシリーズが2001年8月25日より各巻5,040円で、劇場版が2000年7月25日に8,190円で発売されており、全巻購入すると計28,350円となる。今回のリマスターボックスは、それより12,810円低価格となっている。 リマスターボックスでは、本編を片面2層3枚に渡って約289分収録し、片面1層の特典DISCにはゲーム以外のメディアとしては初収録となるプレイステーションソフト「マクロスプラス」のオープニング&劇中ムービーなど、約30分の特典映像を収めている。 収納ボックスが付属するほか、封入特典としてブックレット(24ページ)を同梱。2008年8月24日までの期間限定生産となっている。 マクロスプラスは、マクロスの後継作として、「超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか」の河森正治監督を中心に、テレビアニメ「マクロス7」と並行して制作されたOVAシリーズ。'95年には、OVA版の基本構成を踏襲し、シーンを再編集して若干のストーリー変更した劇場版「MOVIE EDITION」が公開。当時としては非常に高度なCGとセルアニメを融合させる演出も話題となった。 2040年。人々は、コンピュータが生み出したヴァーチャルアイドル・シャロンの奏でる甘い歌声に酔いしれ、人類の移民惑星エデンにあるニューエドワース基地では、次期主力戦闘機の最終選定試験「スーパー・ノヴァ計画」が行なわれていた。 そのテストパイロットに選抜されたイサムとガルドはかつて親友同士であったが、憎しみをぶつけ合い、2人の間で揺れる女性・ミュンを激しく動揺させる。ミュンはシャロンの秘密に深く関わっていた。
□「マクロスプラス リマスターボックス」タイトル情報
■ マクロス7 リマスターボックス
リマスターボックス1には、TVシリーズを第1話~30話までを、ハイデフィニション・リマスター版として、片面2層8枚組みに787分収録する予定。2008年9月25日までの期間限定生産となっている。 美樹本晴彦 描き下し収納ボックスが付属するほか、当時の作画陣の描き下ろしイラスト8点によるデジパック仕様となっており、ブックレット(24ページ)、イラストレーション(24ページ)が同梱される。 また、映像特典として、「マクロス7ぷらす『グッドモーニング ミレーヌ』」、「突撃あこーすてぃっくラブハート」「大道格闘士 美比夷陀 不火洲」、「レイとアキコとステファンと…」、「TOP GAMRIN」、「SEVEN BRIDGE」、「Fire Bomber 1st ライブ」、ミュージッククリップ「TRY AGAIN」(アコースティック・バージョン)、「HOLY LONELY LIGHT」(ライブ・バージョン)、ノンテロップのオープニング&エンディング「SEVENTH MOON」、「MY FRIENDS」などを収録する。 なお、31話以降を収録する「リマスターボックス2」も10月26日に発売が予定されている。価格は39,900円で同じ。片面2層8枚組で、収録時間は707分の予定。 なお、既にDVDでは単品版として2001年3月より、各巻4話収録で全13巻が発売されている。価格は5,040円/巻で、全巻購入すると65,520円になる。また、2000年9月に「劇場版 マクロス7 銀河がオレを呼んでいる!」も5,250円で発売されている。 「マクロス7」は、「超時空要塞マクロス」の続編として11年ぶりに製作されたテレビシリーズで、'94年10月2日~'95年9月24日まで、全49話が放送された。
超時空要塞マクロスから35年後の2045年。地球人類が外宇宙へと移民を開始して、すでに数十年が経過していた。7年前に地球を出発し、銀河の中心へ向けて航海を続けていた超長距離移民船団「マクロス7」は、突如、正体不明の戦闘軍団の襲撃を受けた。マクロス7の艦長マックスの末娘ミレーヌのロックバンド「ファイアーボンバー」のデビューコンサートは、非常警報が鳴り響く中、メンバーのバサラが突然、赤いバルキリーを駆って戦闘空域へ向かい、敵味方を問わずスピーカーを打ち込み、バサラはついに歌い出す。
□「マクロス7 リマスターボックス1」タイトル情報
□バンダイビジュアルのホームページ
(2007年5月2日) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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