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株式会社ケンウッドは、フラッシュメモリ採用のカーナビと液晶ディスプレイ、CDレシーバを一体化した軽自動車/小型車向けのカーオーディオ/ナビシステム「MNA-350」を5月7日より発売する。 自動車メーカー向けに供給し、第1弾としてダイハツ工業株式会社の「ハイゼットカーゴ」のディーラーオプションとして販売。今後、供給先の拡大を図っていく。価格については、自動車メーカー/ディーラーでの設定となるが、工賃込みで10万円前後となる見込み。 カーナビゲーションシステムと3.5型液晶ディスプレイ、CDレシーバを統合した2DINサイズのカーオーディオ/ナビシステム。液晶部はタッチパネル式で、ディスプレイを見ながら操作が行なえる。 CDレシーバ部は音楽CDの再生のほか、CD-R/RWに記録したMP3/WMA/AACファイルの再生に対応。FM/AMラジオチューナも内蔵している。出力は50W×4ch。6モードのイコライザも備えている。 また、CDチェンジャー端子を介して、iPod専用のインターフェイスユニット「KCA-iP501(10,500円)」も接続可能。MNA-350の液晶画面からiPodコントロールが可能で、iPod再生に対応する。漢字/カタカナ/ひらがなの表示には対応しない。前面に外部入力端子(AUX)も備えている。 約1.25GBのフラッシュメモリにナビゲーション用の地図データなどを収録。住所検索や電話番号検索、自宅ルート検索などの機能を備えている。操作は液晶部のタッチパネルを利用、音声ガイド機能なども備えている。なお、位置検出はGPSを利用し、車速センサーなどは搭載していない。 なお、フラッシュメモリへの音楽データ取り込みなどには非対応。また、SDメモリーカードスロットも装備するが、ナビデータの更新や画面のカスタマイズ用で、SDカード上の音楽データの再生には対応しない。 □ケンウッドのホームページ ( 2007年5月7日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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