米Canon、同社初のAVCHDカム「HR10」を8月に北米で発売 －フルHD CMOSで1,440×1,080ドット録画

8月発売 標準価格：1,199ドル

　記録メディアとして8cmのDVD-R/RW、DVD-R DLに対応したAVCHDカム。撮像素子として総画素数296万画素、解像度1,920×1,080ドット、1/2.7型のCMOSセンサを搭載。撮影は1,920×1,080ドット(有効画素207万画素)で行なうが、AVCHDディスクへの記録は1,440×1,080ドットで行なう。ノイズ低減には独自の「DIGIC DV II」を搭載。

　【お詫びと訂正(2007年5月8日)】
　記事初出時に「1,920×1,080ドットでAVCHDディスクに記録できる」と記載しておりましたが、「撮影した映像は1,440×1,080ドットに変換され、記録される」の誤りでした。CMOSの解像度はフルHDですが、フルHD解像度のまま録画は行なえません。お詫びして訂正させていただきます。

　録画モードとして、XP+(12Mbps)、XP(9Mbps)、SP(7Mbps)、LP(5Mbps)が選択可能。

　レンズは光学10倍ズームで、光学式の手ブレ補正機能も装備。ズームレバーを操作した際のズームスピードは、ユーザーが任意に選択できる。マニュアルフォーカスも使用可能。

　フイルムで撮影したような質感が得られるという撮影モード「24p Cine Mode」を搭載。液晶モニタは2.7型のワイド。視野角は上下左右135度で。映り込みを防ぐコーティングも施されている。待機状態から素早く撮影がスタートできるクイックスタート機能も利用可能。

　miniSDカードスロットを備え、310万画素の静止画撮影が可能。動画撮影時に200万画素の静止画を同時撮影したり、撮影後の動画から静止画を切り出す機能も備えている。オートフォーカスは9ポイント式。出力端子としてHDMI端子も備えている。外形寸法は約6.6×13.2×9.4cm(幅×奥行き×高さ)。本体のみの重量は約540g。

□米Canonのホームページ (英文)
http://www.usa.canon.com/
□ニュースリリース (英文)
http://www.usa.canon.com/html/templatedata/pressrelease/20070507_hr10.html
□製品情報 (英文)
http://www.usa.canon.com/consumer/controller?act=ModelInfoAct&fcategoryid=177&modelid=15264

(2007年5月8日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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