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パイオニア、車載同軸2ウェイスピーカーなど8製品
-ウーファ/ツイータを新開発。平面型サブウーファも


TS-F17

5月下旬発売

標準価格:8,925円~42,000円


 パイオニア株式会社は、車載機器ブランド「カロッツェリア」の新モデルとなるスピーカー7製品と、サブウーファ1製品を5月下旬に発売する。製品ラインナップと価格は下表の通り。

製品 仕様 型番 価格
同軸2ウェイスピーカー
「Fシリーズ」
17cm径ウーファ
2.5cm径ツイータ
TS-F17 11,550円(ペア)
16cm径ウーファ
2.5cm径ツイータ
TS-F16 10,500円(ペア)
10cm径ウーファ
2.5cm径ツイータ
TS-F10 8,925円(ペア)
13×18cmウーファ
2.5cm径ツイータ
TS-F57 13,650円(ペア)
センタースピーカー 6.6cm径ウーファ
2.5cm径ツイータ
ハイダウェイアンプ
TS-CX900A 21,000円(1台)
6.6cm径ウーファ
2.5cm径ツイータ
TS-CX900 15,750円(1台)
サテライトスピーカー 6.6cm径ウーファ
2.5cm径ツイータ
TS-STX900 29,400円(ペア)
アクティブサブウーファ 16cm径ウーファ×2 TS-WX77A 42,000円(1台)



■ 同軸2ウェイスピーカー「Fシリーズ」

 セパレート型「V/Cシリーズ」や、同軸型の上位モデル「Fシリーズ」で培った技術を継承したという同軸2ウェイスピーカー。フレーム形状の見直しにより、幅広い車種への取り付けに対応したという。TS-F57のみ楕円形ユニットを採用する。

 ウーファの振動板には、PET(ポリエステル)に比べ強度や耐熱性に優れるというPEN(ポリエチレンナフタレート)を採用。縦横以外に斜め方向からの引っ張りにも強いという四軸構造の編み込みにより、曲げやねじれ、圧縮に強いとしている。また、パルプとのハイブリッド構造としたことで、強度と内部損失の最適化を図り、分解能やスピード感に優れたクリアな中低域再生を実現したという。

 ツイータには、PEI(ポリエーテルイミド)より剛性や高域特性が優れるというPI(ポリイミド)を採用した新開発「スーパーワイドレンジ& ロータリートゥイーター」を搭載。70kHzまでのスムーズな超高音域再生を実現したほか、高域の指向性を制御するデフューザと、フィンの向きを調整できるロータリー機構を組み合わせることで、明確なステレオ音場を実現するとしている。

TS-F16 TS-F10 TS-F57

主な仕様
型番TS-F17TS-F16TS-F10TS-F57
定格入力 30W 20W 30W
再生
周波数帯域
30Hz~70kHz 50Hz~70kHz 30Hz~70kHz
出力音圧
レベル
92dB 91dB 92dB
インピーダンス



■ センタースピーカー

 ウーファに四軸構造の6.6cm径「ハイ・アコースティック・ファイバーコーン」を、ツイータには2.5cm径マグネシウムダイアフラムを採用する2ウェイセンタースピーカー。

 「TS-CX900A」は最大出力50WのMOS FETアンプを内蔵したハイダウェイユニットとのセットで、センターチャンネル用アンプを持たないサイバーナビとの利用に適しているという。アンプ部にはゲインの切り替えスイッチも備える。「TS-CX900A」はスピーカー単体モデルで、スピーカーの仕様はTS-CX900Aと同じ。

 スピーカーの定格入力は20W、再生周波数帯域は80Hz~70kHz、出力音圧レベルは81dB、インピーダンスは4Ω。別売の金具「UD-SB290」(6月下旬発売、10,500円)を使用することで、6.1ch再生時のサラウンドバックスピーカーとしてリアドア上部に設置することも可能。重量はスピーカーが0.37kg、「TS-CX900A」のアンプ部が0.25kg。

TS-CX900A TS-CX900



■ サテライトスピーカー

TS-STX900

 6.6cm径の「ハイ・アコースティック・ファイバーコーン」ウーファと、2.5cm径マグネシウムダイアフラムツイータを採用するリアスピーカーのフラッグシップモデル。

 定格入力は20W、再生周波数帯域は80Hz~70kHz、出力音圧レベルは83dB、インピーダンスは4Ω。重量は0.4kg。取付金具が付属する。



■ アクティブサブウーファ

TS-WX77A

 射出成型の16cm径PPコーンウーファ2基を搭載したバックロードホーン型のアクティブサブウーファ。内蔵アンプ出力は最大200W。

 薄さ82mmのフラット構造を採用しており、幅広い車種への取り付けに対応したほか、天面にスピーカーを露出せず、表面にポリウレタンシートを採用したことで、天面に荷物を置くことも可能になった。

 再生周波数帯域は25~200Hz、ローパスフィルタは50~125Hz。出力音圧レベルは102dB。重量は11.2kg。


□パイオニアのホームページ
http://www.pioneer.co.jp/
□ニュースリリース
http://pioneer.jp/press/release574-j.html
□関連記事
【2006年5月9日】パイオニア、車載同軸2ウェイスピーカーなど10機種
-四軸構造/マグネシウム振動板採用。サブーファも
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060509/pioneer2.htm

( 2007年5月8日 )

[AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]


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