パイオニア、1080/24p出力対応のBlu-rayプレーヤー －17万円。DLNA対応、DD+/TrueHDをPCM出力

6月下旬発売 標準価格：17万円

　パイオニア株式会社は、Blu-ray Discプレーヤー「BDP-LX70」を6月下旬より発売する。価格は17万円。

　Blu-ray Discビデオソフト(BD-ROM/BDMV)に加え、DVDビデオやビデオモード記録したDVD-R DLとDVD-R/RW、音楽CDの再生に対応したプレーヤー。なお、BDレコーダで記録したBD-R/REについては、サポートの対象外となる。

【お詫びと訂正】
記事初出時に、他社製レコーダで記録したBD-R/REについて一部再生可能と記載しておりましたが、BD-R/REについてはサポートの対象外となります。(5月16日)

　HDMI出力は、720p(60p)/1080p(24p/60p)のアップコンバート出力に対応。1080/24p出力に対応したことで、同社のPDP-5000EXなどの対応ディスプレイと接続して映画フィルムの質感を最大限に生かし、「監督/ディレクターの想い、俳優の一挙手一投足までも忠実に再現し、新たな感動、発見を提供する」としている。

　また、BDビデオに収録されたドルビーデジタルプラス(DD+)やドルビーTrueHD音声を、リニアPCMに変換して、HDMIから出力できる。

　そのほかの出力端子は、コンポーネント(RCA)、S映像、コンポジット映像、光デジタル音声、同軸デジタル音声、アナログ音声(2ch)、アナログマルチ音声を各1系統装備。Ethernet端子やIR入力も装備している。

　不要な振動を抑制する「ダブルレイヤードシャーシ」を採用。本体のスタビライジング・プレートを厚く、重くすることで剛性を高めている。また、オーディオDACにはバーブラウン「PCM1738」を6チャンネル全てに採用し、アナログ出力時の音質向上を図っている。S/N比は115dB、ダイナミックレンジは108dB、全高調波歪み率は0.0015%。

　ネットワーク機能「Home Media Gallary」も備えており、DLNAクライアントしてBDP-LX70を活用できる。同一ネットワーク上のDLNAサーバーに保存した動画や音楽ファイルの再生が可能。対応形式は、動画がMPEG-1/MPEG-2(HD)/WMV(HD)。音楽がWMA/MP3/WAV、静止画がJPEG/PNG/GIF。

　消費電力は35W(待機時0.5W)。外形寸法は420×353×103mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.5kg。リモコンやHDMIケーブルが付属する。

□パイオニアのホームページ
http://pioneer.jp/
□ニュースリリース
http://pioneer.jp/press/release581-j.html
□関連記事
【5月9日】Pioneer Europe、DLNA対応BDプレーヤーを6月発売
－再生専用BDドライブも5月末発売
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070509/pioneer2.htm

( 2007年5月16日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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