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auは22日、携帯電話の2007年夏モデルを発表。ワンセグ視聴に対応した7モデルやウォークマンケータイなど計15機種を6月上旬より順次発売する。価格はオープンプライス。
W52Sは音楽再生機能に特化した「ウォークマンケータイ」で、2GBメモリを内蔵し、110時間の連続再生に対応。13.5mm径ユニット内蔵の高音質イヤフォンを同梱するなど、ウォークマンで採用されている「クリアオーディオテクノロジー」を搭載。FMトランスミッタ機能も内蔵する。音質補正技術の「DBEX」機能も備える。 ワンセグとデジタルラジオを搭載するのはW54TとW52H。そのほかのワンセグ対応機種はW53SA/W52CA/W52SH/W53T/W52SAで、ワンセグ搭載モデルは計7機種。そのうちW52SAとW52CAは防水機構も備えている。 ■ 利用シーンを提案する製品作りへ
KDDI執行役員 コンシューマ事業統轄本部長の高橋誠氏は新製品について、ワンセグ対応のラインナップ充実と、ブランドとのコラボ、ライフスタイル提案を軸に説明。 ワンセグについては「対応機種数が既存の14モデルと今回を合わせて21機種。他社は4機種または6機種(発表時点)」とアピール。同社調査では、「放送サービスに積極的」という意見はauが38%、他2社がいずれも22%だったという。
また、防水対応のワンセグモデルを投入したことで、「女性にとって大切なお風呂の時間を、ながら視聴のシーンとして提案する」とした。さらに、家具/雑貨のFrancfrancや、ELLE DECOプロデュースのカフェと協力してディスプレイすることで、「ウォータープルーフ・ワンセグのある生活」としてイメージ展開も行なう。 一方、ウォークマンケータイのW52Sや、カメラ機能を強化したEXILIMケータイなど、ブランド名を前面に出した製品をラインナップしたことで、“ケータイでありながらケータイ機能自体が付加的なもの”というコンセプトも提示。調査の「音楽といえばauという意見が86%」との結果を挙げて「“音楽再生機能付き”から、“本格ポータブルオーディオの世界”へ」と音楽機能への取り組みを強化したという。
そのほか、42のファッションブランドと協力し、「mobile fashion」というキーワードでバッグなどとの共同展開を行なうことで、「auへの様々な入り口を提供する」とした。 高橋氏は「2006年にMNP(番号ポータビリティ)で多くの機種やサービスを導入したが、これまでは利便性の枠を超え、不親切だったところがある。これからは単に新機能の搭載だけでなく、利用シーンを感じられる演出を始めることで、一人一人のライフスタイルを豊かにする」と述べた。
□auのホームページ ( 2007年5月22日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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