日立と松下がプラズマテレビ事業の協業を強化 －PDPを相互供給。年度内に松下が日立に103型を供給

　株式会社日立製作所と松下電器産業株式会社は24日、プラズマディスプレイパネルの相互供給について協業を進めていくことで合意した。

　両社は、2005年2月にプラズマテレビ事業の包括的協業を推進していくことで合意。開発、生産、マーケティング、知的財産権の各分野において関係強化を図ってきた。今回の協業は、この関係をさらに発展させるもので、プラズマパネルの相互供給を実施し、よりいっそうの協力関係を構築するという。

　具体的には、2007年度に松下から日立に103V型プラズマパネルの供給を開始。一方、日立は2008年度に松下に85V型のプラズマパネルを供給する。

　両社では、協力関係の強化により、価格下落への対応やプラズマの大画面化を進める上のラインナップの充実、抜本的なコストダウンや開発効率の向上などを進めていくとしている。

松下電器の103型プラズマテレビ「TH-103PZ600」	日立は新三番館の稼動で85型PDPを生産可能に

□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2007/05/0524b.html
□松下電器産業のホームページ
http://panasonic.co.jp/
□関連記事
【2005年2月7日】日立と松下がプラズマディスプレイ事業で協業
－コスト削減が動機。「世界市場で打ち勝つ力を」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050207/hitapana.htm

( 2007年5月24日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]

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