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日本放送協会(NHK)と株式会社インデックスは23日、テレビ番組のメタデータを用いて、携帯電話で番組検索やダイジェスト視聴、サムネイルや字幕テキストの閲覧が行なえるアプリケーション「Yomu.TV」(仮称)を共同開発すると発表した。 「Yomu.TV」は、短い時間でコンテンツを視聴することを目的としており、字幕放送で用いるテキストをメタデータとして活用。キーワードによる番組検索や、特定ポイントのシーン検索などが可能になるという。NHKが技術やノウハウを提供し、インデックスが設計と制作を担当。携帯電話を使って、放送番組のオンデマンド視聴などが行なえるサービスは初としている。 今回開発するアプリケーションでは、「検索する」、「読む」、「観る」の3つの機能の実現を目指す。 「検索する」は、字幕放送のためのキャプションをメタデータとして活用、番組名などのキーワードによる番組検索/シーン検索が容易に行なえるという機能。「読む」は、検索結果を、シーン(静止画)と連動する字幕で電子ブック(紙芝居)のように閲覧できるもので、コンテンツを「読む」というスタイルを提案する。「観る」は、各シーンの中から任意の映像を視聴できるもので、ストリーミング/ダウンロードで視聴可能となる。
( 2007年5月25日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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