デジタルラジオで初の、1社冠提供レギュラー番組が開始 －ノジマ提供。着うたフル配信サイトへ誘導

　提供するのはノジマで、番組は702ch「ハイクオリティ チャンネル」で放送中の「MUSIC WATCH」。TOKYO FMではこれまでもスポットCMや冠スポンサーが付いた単発番組は放送していたが、冠提供として、レギュラースポンサーが付いた番組は初めてだという。

　放送時間は毎週月曜日から金曜日までで、14時～15時までが初回生放送。以降は同日の18時～19時、21時～22時、25時～26時、翌日8時～9時まで再放送が行なわれている。

　最新の楽曲から、30～40代のリスナーがリアルタイムで聴いていたヒットソングまでをカバーする音楽番組で、パーソナリティはパトリック・ユウ、中村真理、赤坂泰彦と、曜日毎に異なる。3セグメントの帯域を活かし、ビデオクリップの配信なども予定している。CMは無い。

　番組のデータ放送には、ノジマグループのコンテンツ提供サイトであり、着うたフルを販売している「ハートフル・ミュージック」や、CDショップ「WAVE」へのリンクバナーが貼られる。

　各サイトでは楽曲データやCD/DVDなどが購入可能。番組中で紹介された楽曲も、その場で購入できるという。TOKYO FMでは「デジタルラジオならではの新しい番組形態であると同時に、スポンサーにとっては放送から自社コマースサイトに誘導する、新しい広告手法になる」と説明している。

□エフエム東京のホームページ
http://www.tfm.co.jp/
□ニュースリリース(PDF)
http://www.tfm.co.jp/company/pdf/news000134.pdf

(2007年5月30日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

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