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株式会社ケンウッドは、車載用地上デジタルチューナの新製品として、4チューナ/4アンテナ対応とした12セグ/ワンセグ対応モデル「KNA-DT130」を6月下旬に発売する。価格は96,600円。 ワンセグ/12セグの両方の受信に対応する車載用の単体地上デジタルチューナ。従来モデルからの強化点として、12セグ受信に4つの独立したアンテナ/チューナで受信した信号のキャリア合成を使用。従来モデルの約2倍(理論値)の受信感度向上を実現したという。付属アンテナは2つで、別売アンテナ「CX-DT55」(12,600円)を追加することで4アンテナでの受信が可能。アンテナは4つともフロントガラスに貼り付けるフィルムタイプ。 また、妨害波対策として、受信した電波を一度デジタル放送の周波数帯より高い周波数にコンバートし、地デジ受信帯域のみをダウンコンバートする「アップダウンコンバージョン方式」を採用。イメージ妨害波が低減され、受信性能が向上したとしている。 従来モデルと同様に、12セグの弱電界エリアに入った場合には自動でワンセグに切り替える機能を搭載。また、EPG表示に対応し、データ放送(12セグのみ)受信も可能。緊急警報放送(EWS)にも対応する。 付属リモコンで操作できるほか、同社製カーナビ「HDV-990/790」と別売ケーブル「KNA-130DTC」(9,450円)で接続することにより、タッチパネル上でチャンネルやEPGなどの操作が可能。セットアップ用のウィザード画面も用意する。外形寸法は200.2×145.2×29.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約890g。
□ケンウッドのホームページ ( 2007年6月11日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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