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タツノコプロ40周年記念作「鴉 -KARAS-」が2年ぶりに再始動
-8月の4巻から最終巻まで3カ月連続発売


8月24日より順次発売

標準価格:「通常版」4,935円
       「コレクターズ・エディション」各8,190円


 株式会社竜の子プロダクションの、創立40周年を記念したOVAシリーズ「鴉 -KARAS-」の第4話~第6話(最終巻)が、8月から10月にかけて、3カ月連続でリリースされることが明らかになった。発売日は下表の通り。発売元はショウゲート。販売元は松竹映像商品部。

発売日 タイトル 映像 音声 品番 価格
8月24日 鴉 -KARAS-(4)
コレクターズ・エディション
ビスタ
片面1層
(本編30分)
(1)日本語(DD EX)
(2)日本語(DDステレオ)
(3)コメンタリー
DA-0650 8,190円
鴉 -KARAS-(4)
通常版
DA-0644 4,935円
9月28日 鴉 -KARAS-(5)
コレクターズ・エディション
DA-0651 8,190円
鴉 -KARAS-(5)
通常版
DA-0645 4,935円
10月26日 鴉 -KARAS-(6)
コレクターズ・エディション
DA-0652 8,190円
鴉 -KARAS-(6)
通常版
DA-0646 4,935円

 「鴉 -KARAS-」は、タツノコの40周年記念作品として製作されているもので、「予算も大きくとり、40周年記念に恥じないクオリティの作品を作る」(タツノコプロ 九里一平前社長)としてスタートした。2005年5月に第1巻が発売され、当初は「毎月リリース」としていたが、2巻は延期された後、同年10月に発売。第3巻は翌月の11月にリリースされた。

 しかし、その後リリースが途絶えており、2007年8月に、約2年ぶりに第4巻が発売されることになる。なお、タツノコプロは2005年に、タカラトミーグループの傘下に入っている。

 舞台は近未来の東京。夜を忘れ、人間と隣り合わせに暮らす妖怪の存在を忘れた新宿。そこでは、人間が何者かに体液を抜かれ、殺害されるという連続殺人事件が起こっていた。犯罪に加担しているのは、廻向(えこう)という謎の人物。彼はかつて「鴉」と呼ばれる街の守護者であったが、いつしか自らを廻向と名乗り、人間への復讐を開始したのだ。

鴉 -KARAS-(4)
(c)2005タツノコプロ/鴉-KARAS-製作委員会

 連続殺人を止めるため、街の意思を代行し、鴉を使役する存在・ゆりねは、乙羽(おとは)という青年を新たに鴉として選ぶ。かくして、妖怪と人間の未来をかけた新旧・鴉の戦いが勃発。「噂の現場」のレポーターとして新宿にやってきた新人タレントのヒナルや、新宿署の呉刑事などを巻き込み、激しい戦いが巻き起こる。

 第4巻では、乙羽の正体や過去が明らかになると同時に、廻向の真の狙いも浮き彫りになっていく。

 各巻にコレクターズ・エディションと通常版の2種類を用意。コレクターズ・エディションには特典ディスクが付属する。第4巻の特典ディスクには、第1話~3話までのダイジェスト映像(30分)に加え、プレミア上映時の舞台挨拶映像や、監督へのインタビューなどを収録。同社は「2年間の空白を埋める映像」と説明している。

 さらに、メイキングやキャストインタビューなども収録。設定資料を閲覧できるコンテンツも収めている。また、作品解説を収めた16ページのブックレットや、絵コンテも収録する。

□竜の子プロダクションのホームページ
http://www.tatsunoko.co.jp/
□鴉のホームページ
http://www.thekaras.net/
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http://av.watch.impress.co.jp/docs/dvdship/
【2005年2月8日】タツノコプロ、40周年記念OVA「鴉 -KARAS-」を発表
-国民的美少女や和田聡宏、鈴木かすみが声優に初挑戦
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050208/tatsuno.htm

(2007年6月11日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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