マスプロ、電源と増幅部が分離するCATVブースター6種 －CATV/BS/CS対応製品も用意

7BCB28(電源部連結時)

6月30日より順次発売 標準価格：23,625～34,650円

　マスプロ電工株式会社は、CATVブースター6製品を6月30日より順次発売する。CATV用モデル4種、CATV/BS/110度CS対応モデル2種を用意。価格などについては下表の通り。

品名	型式	利得	標準価格
CATVブースター(上り帯域通過)	7B20	16～20dB(CATV下り)	23,625円
	7B28	26～30dB(CATV下り)	27,720円
CATVブースター(上り帯域増幅)	7B20U	16～20dB(CATV下り) /15～19dB(CATV上り)	26,565円
	7B28U	26～30dB(CATV下り) /15～19dB(CATV上り)	31,185円
CATV･BS･110度CSブースター (上り帯域通過)	7BCB28	26～30dB(CATV下り) /20～28dB(BS･CS)	30,030円
CATV･BS･110度CSブースター (上り帯域増幅)	7BCB28U	26～30dB(CATV下り) /20～28dB(BS･CS) /15～19dB(CATV上り)	34,650円

　いずれもCATV加入者宅に設置する電源部連結型ブースター。電源部と増幅部はドライバーで分離が可能。分離時にはDV15V方式、連結時にはAC100V方式の電源に対応する。

　上り帯域は10～60MHzまで対応。最新のCATV用高性能トランジスタを採用した独自の増幅回路を内蔵し、74波(CATV下り)のテレビ信号を最大95dBの高出力で伝送できる。

銘板の色で機種の判別が可能

　なお、7BCB28/7BCB28Uは、1,000～2,655MHzの帯域も増幅し、CATVのほか、BS/110度CS信号を1本のケーブルで同時に伝送するシステムでも対応できる。

　上り信号のパス機能を切り替える「上り切換スイッチ」を搭載し、双方向、片方向のどちらのシステムでも利用できる。

　下り信号用のチルト調整も備え、ケーブルの周波数特性により発生する信号レベル差を補正できる。770MHzを基点とした70MHzでのチルト量は6dB(CATV下り)。

　雑音指数は8dB以下(CATV下り)、7dB(CATV上り)、5dB以下(BS･CS)。

　本体形状は6モデルとも共通で、外形寸法は、電源部連結時が145×49×137mm(幅×奥行き×高さ)、増幅部のみで93×49×137mm(幅×奥行き×高さ)。形状は同等だが、各モデルを見分けるため、銘板は色分けされており、一目で区別できる。

　重量は7B20/28が約240g(電源部連結時約510g)、7B20U/28Uが約260g(同約530g)、7BCB28が約280g(同約550g)、7BCB28Uが約300g(同約570g)。

□マスプロのホームページ
http://www.maspro.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.maspro.co.jp/new_prod/7bcb28/7bcb28.html

( 2007年6月13日 )

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