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株式会社マランツ コンシューマー マーケティングは、B&Wブランドのスピーカー600シリーズの新モデルとして、2ウェイのブックシェルフ2モデルと、センター用スピーカー1モデルの合計3モデルを7月に発売する。価格は下表の通り。
■ 685/686
DM600シリーズの新モデル。600シリーズではトールボーイなども用意されているが、今回発表されたのはどちらも2ウェイのブックシェルフ。エンクロージャはバスレフで、685は前面にバスレフポートを備えている。 ツイータは両モデルとも25mm径のアルミドームを採用。Nautilusシリーズのツイータで採用されているチューブ・ローディング設計を投入しており、外観からはわからないが、ユニットの背面にNautilusチューブを装備。不要な音の反射を吸収している。
振動板とボイスコイルは強固に接着されており、高い精度の高域特性を実現。ドライバー部では、従来のセラミック・マグネットから、800シリーズでも採用されているネオジウム・マグネットに変更。音像のフォーカスが向上し、より鮮明な音を実現したという。
ウーファは独自のウォーブン・ケブラーコーンを採用。Nautilusツイータとともに、同社スピーカーの特徴でもある黄色の振動板を採用。同心定在波を防ぎ、コーン背後からの不要な反響も低減させている。サイズは685が165mm径、686が130mm径。 システム全体での再生周波数帯域は685が42Hz~50kHz、686が45Hz~50kHz。クロスオーバー周波数は4kHz、インピーダンスは8Ωで共通。出力音圧レベルは685が88dB、686が84dB。
外形寸法と重量は、685が198×331×340mm(幅×奥行き×高さ)、7kg。686が170×284×265mm(同)で4.9kg。フロント・バッフルはつや消しのソフトタッチ仕上げ。フィニッシュはライト・オーク/ウェンジから選択可能。ユニットの取り付けネジは隠されている。ツイータの横にあるブラッシュド・アルミ製のダイヤモンド・カットのロゴプレートがアクセントになっている。
■ HTM62
2ウェイ3スピーカーのセンタースピーカー。エンクロージャはバスレフ型。685/686で搭載するツイータと同じ、25mm径のアルミドームツイータを採用。Nautilusチューブやロゴプレートも備えている。 ウーファは686と同じ130mm径で、ダブルウーファ仕様。全体での再生周波数帯域は45Hz~50kHz。クロスオーバー周波数は4kHz、インピーダンスは8Ω。出力音圧レベルは85dB。
外形寸法は438×308×170mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は9.1kg。仕上げはウェンジとライトオークから選択できる。
□マランツのホームページ
(2007年6月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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