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株式会社アニプレックスは、バンダイチャンネルで配信しているアニメ「FLAG」(フラッグ)の総集編「FLAG Director's Edition 一千万のクフラの記録」を8月8日にBDビデオとDVDビデオの2フォーマットで発売する。各フォーマットの価格や仕様は下表の通り。
DVDの単品版は、全6巻構成で既に発売されている。各巻に通常版と、特典ディスクを加えた完全生産限定版を用意。価格は通常版が6,300円、限定版が7,350円となる(第6巻のみ7,350円/8,400円)。今回発売される総集編は、101分にまとめたものになる。 また、発売を記念し、デジタルシネマプロジェクターによる上映イベントも実施。ハイビジョン/5.1chサラウンドでの上映となり、7月5日~7日の3日間、東京・新宿タカシマヤタイムズスクエア 12Fの「テアトルタイムズスクエア」で開催される。 時間は21時~23時。総監督の高橋良輔氏が3日間の舞台挨拶を行なうほか、スペシャルゲストとして6日には押井守氏、7日には谷口悟朗氏が来場する予定。チケットは全席指定で、2,000円均一。前売りチケットは7月1日から発売される。詳しい情報は劇場のページに掲載されている。 なお、アニプレックスは2006年8月に行なわれたソフトメーカー合同発表会にて、「BLOOD THE LAST VAMPIRE」をBDビデオ化すると発表したが、その後中止。今回の「FLAG」が、同社初のBDビデオとなる。 「FLAG」は、ボトムズシリーズなど、多くのリアルロボットアニメを手掛ける高橋良輔氏が原作・総監督を担当した作品。中央アジアで勃発した内戦を、女性カメラマンの視点で描いている。強化装甲服HAVWC(ハーヴィック/High Agility Versatile Weapon Carrier)など、個性的な兵器類も見所の1つ。 時は20XX年。アジアの小国で勃発した内戦は、国連軍の介入にも関わらず拡大を続け、泥沼化していた。しかし、戦地で偶然撮影された一枚の写真によって、和平への動きが一気に加速した。 それは、敵同士である兵士が、戦闘中に互いに協力し、聖地に旗を掲げる姿だった。フラッグの写真は平和の象徴として、停戦の機運が高まる。だが、妨害を謀る武装勢力にフラッグが奪われてしまう。国連は極秘裏にフラッグを奪還すべく、SDC(Special Development Command)、通称「シーダック」の投入を決定。その活動を記録するため、カメラマン・白州冴子の同行を命じる。彼女こそ、ことの発端であるフラッグの写真を撮った本人だった……。
声の出演は田中麗奈、石塚運昇、日高奈留美、長嶝高士ほか。
□アニプレックスのホームページ
(2007年6月19日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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