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株式会社スカイパーフェクト・コミュニケーションズ(スカパー)は19日、動画配信サイト「YouTube」の日本版ページにおいて、日本のパートナー企業としてはじめてのパートナーページを開設。同ページ上で、番組プロモーションを中心とした動画コンテンツ配信を実施する。
YouTubeは19日付けで、「YouTube日本版」を開設し、日本語でのコンテンツ案内やメニュー表示を行なっている。今回、スカパーは、YouTubeの親会社であるGoogleとコンテンツ・ホスティングサービス契約を締結し、YouTube上でのスカパーコンテンツ配信を実現した。 スカパーのパートナーページにはYouTube日本版の「チャンネル」タブ内、「パートナー」の項目からアクセス可能となっている。同ページは、国内からのみコンテンツの視聴が行なえる。海外からアクセスした場合は、ページは表示できるがビデオ再生はできない。 現在、スカパーでは、サッカーJリーグ(J1/J2)や、放送中ドラマのプロモーション動画などを提供しており、今後、各放送事業者と協力し、さらなるコンテンツ拡充を図るという。 また、パートナーサイトでは提供コンテンツの時間制限が無く(通常は1コンテンツ10分)、長時間の番組提供も可能なため、スカパーは、主に同社番組のプロモーションに活用する予定。「今後、ドラマの第1話をYouTubeで配信し、第2話以降を放送するスカパー!やe2by スカパー!などの各サービスへの誘導を図るなどで、有料放送の魅力をアピールしていきたい」としている。 海外でCBSやBBC、Universal Musicなどがパートナーページを開設しているが、日本のメディア企業として参加したのはスカパーが初となる。なお、スカパー側のシステム使用料金が無償で、さらに広告収入などもスカパーに支払われる契約となっているという。また、同契約に基づき、スカパーは、YouTube上に違法投稿されたコンテンツの定期的な監視と削除依頼を行ない、違法投稿を排除していく。 □スカイパーフェクト・コミュニケーションズのホームページ ( 2007年6月19日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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