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オンキヨー株式会社は、HDMI Ver.1.3aに対応したIntegraシリーズのAVアンプ「DTX-7.8」と「DTX-8.8」を発売する。発売日と価格は「DTX-7.8」が7月20日で210,000円、「DTX-8.8」が8月3日で367,500円。いずれも専門業者がシアタールームの施工や機器設置、調整などを行なうカスタムインストール市場で販売する。
【価格変更 : 2007年6月27日記載】
HDMI Ver.1.3a入出力を搭載し、Blu-ray DiscやHD DVDに採用されたドルビーデジタル+(DD+)、ドルビーTrueHD、DTS-HD Master Audioなどの最新のサラウンド音声に対応したAVアンプ。1080/24p信号にも対応。「DTX-7.8」は入力×3、出力×1を、「DTX-8.8」は入力×4、出力×2を備える。 コンポジットやS映像、コンポーネントなどの入力映像をHDMI端子から出力可能。「DTX-7.8」はDCDiを採用し、変換出力時にジャギー低減が行なえる。また、「DTX-8.8」のみアップスケーリング機能も用意。480i/480p/720p/1080iの信号を、最大1080pへアップスケール可能。Silicon Optix製の「HQV Reon-VX」を使用し、高品位な変換を実現したとしている。 定格出力と最大出力は、「DTX-7.8」が180W×7ch(6Ω)、230W×7ch(6Ω)。「DTX-8.8」が200W×7ch(6Ω)、280W×7ch(6Ω)。どちらもTHX Ultra2に準拠。独自のパルス性ノイズ除去技術「VLSC」を全チャンネルに投入。パワーアンプ部には3段インバーテッドダーリントン回路を使用。インピーダンスを低く保っている。 ほかにも、ワイドレンジ再生を実現する「WRAT(Wide Range Amplifier Technology)」や、小音量時でもバランスのとれた再生が行なえる「リニア・オプティマム・ゲイン・ボリューム」などを装備。付属のマイクで自動スピーカーセットアップが行なえる「Audyssey MultEQ XT」も使用可能。RS232端子や12Vトリガー端子、クレストロンのe-controlやAMXのDuet機器と接続するためのEther端子も備えている。 HDMI以外の映像入力端子は共通。D4×3、コンポーネント×3、S映像×6、コンポジット×6。映像出力はD4×1、コンポーネント×1、S映像×2、コンポジットは「DTX-8.8」は2系統、「7.8」は3系統備える。音声入力は光デジタル×3、同軸デジタル×3、アナログステレオ×10、7.1chアナログ×1。音声出力は光デジタル×1、アナログステレオ×2、7.1chアナログ×1、ゾーン用×2で共通。
外形寸法は435×454.5×194mm(幅×奥行き×高さ)で共通。重量は「DTX-8.8」が24.1kg、「DTX-7.8」が23kg。
□オンキヨーのホームページ
(2007年6月25日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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