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ベンキュージャパン株式会社は、6セグメントカラーホイールを採用するDLPプロジェクタ「SP831」を7月初旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30万円前後の見込み。 解像度1,280×768ドットのDMDチップを採用するDLPプロジェクタ。光源に300Wのランプを搭載。輝度は4,000ルーメンで、コントラスト比は2,000:1。 レンズは光学1.16倍ズームレンズ(F2.4~2.58)で、25~300型までの投写に対応。投写距離2mで58インチの画面サイズが実現できる。 カラーホイールは、RGBに、白と黄色、シアン(青緑色)のセグメントを追加した6セグメントタイプを採用。パステルカラーの忠実な色再現が可能という。 画質補正機能として、Texas Instrumentsの色彩深度向上技術「BrilliantColor」を採用し、中間色の再現性を高めたほか、SiliconOptix製の高画質技術「HQV(Hollywood Quality Video)」を搭載。滑らかかつ鮮やかな画質を実現したという。 そのほか、独自の画像補正技術「Senseye」も搭載し、コントラストや色表現、モーション最適化などの補正を行なう。 新たに、2種類の異なる映像を、画面上に同時に並列表示できる「ツインスクリーン」機能を搭載。動画とプレゼンテーション画面を同時に表示したり、比較映像を同時に表示するなどの用途を想定している。 縦横方向の自動台形補正機能を搭載。最大3倍のデジタルズームも備えるほか、PinP(子画面表示)機能も利用できる。 映像入力はDVI-I、S映像、コンポジット、アナログRGB(D-Sub 15ピン)を各1系統装備。音声入力はステレオミニを3系統備える。出力2W×2chのスピーカーも内蔵。 外形寸法は375×277×115mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約4.5kg。リモコンやアナログRGBケーブルなどが付属する。 □BenQのホームページ ( 2007年6月28日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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