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Blu-rayの新著作権保護規格「BD+」のライセンス開始


6月28日発表(現地時間)


 Blu-ray Discの著作権保護規格「BD+」のライセンス業務を担当するBD+ Technologiesは、Blu-ray Discプレーヤーメーカーやコンテンツホルダ向けにBD+のライセンスを開始した。

 ライセンスプログラムは、プレーヤー/チップメーカー向けと、コンテンツホルダ向けなどに用意される。Blu-ray DiscやHD DVDでは著作権保護規格としてAACSを採用しているが、Blu-ray Discでは、さらにBD+が追加の著作権保護機能として用意されている。

 BD+は、プレーヤー内の仮想マシンを利用した著作権保護システム。発売済みのBDプレーヤーでもBD+の仕組みを実装しているが、ライセンスの開始により、それらもアップデートされる。

 Twentieth Century FoxのMike Dunn社長は、「FOXは海賊版との戦いを続けてきた。Blu-ray Discにおいて、AACSだけでなくBD+を採用したことが、われわれがフォーマットを選択した大きな要因だ。BD+はBlu-rayに明確な競争優位を提供している」とコメントしている。また、プレスリリースでは、Buena VistaやLionsgate、MGM、SPEなど、Blu-rayを支持する各スタジオの代表者が歓迎のコメントを寄せている。

□BD+ Technolgiesのホームページ
http://www.bdplusllc.com/
【2005年8月9日】BDA、BD-ROMで新コンテンツ管理システムを導入
-AACSに加え、「BD+」や海賊版防止の「ROMマーク」を追加
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20050809/bda.htm

( 2007年6月29日 )

[AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]


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