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日本ビクター株式会社は29日、日本国内におけるカーオーディオ/ビジュアルの生産・販売を、6月末で終了すると発表した。商品の修理サービスなどは継続する。 カーナビと比べ、国内のカーオーディオ/ビジュアルの市場は減少傾向にあることから、日本ビクターでは「今後の市場拡大は見込めない」と判断。「事業の集中と選択の一つとして、国内での生産・販売の終了を決定した」という。なお、好調な海外市場には今後も注力するほか、自動車メーカー向けOEM事業は国内外ともに継続していくとしている。
なお、同社を巡ってはケンウッドとの経営統合の可能性が連日報道されており、ケンウッドもカーオーディオ分野に注力している。しかし、ビクターは「今回の決定は、ケンウッドとは無関係」としている。
□日本ビクターのホームページ
(2007年6月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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