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シャープ株式会社は、120Hz(倍速)駆動タイプの液晶パネルを採用した、液晶テレビ「AQUOS Gシリーズ」の32/26型モデルを8月21日に発売する。同日には倍速駆動は非対応のEXシリーズ、20型モデル「LC-20EX3」も発売。価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は下表の通り。 なお、Gシリーズにはアンダースピーカータイプと、サイドスピーカータイプの2種類を用意している。
■ Gシリーズ
Gシリーズで初となる120Hzの倍速駆動に対応した液晶パネルを採用。同シリーズの37/42/46/52型モデルはフルHD解像度で倍速駆動だが、26/32型は1,366×768ドットパネルとなっている。独自のアルゴリズムを用いて、前後の映像から中間映像を補間し、動画ブレを低減した。 コントラストはいずれのモデルも1,500:1、リビングコントラスト比は650:1。輝度は450cd/m2。視野角はマルチ画素技術を用いて上下左右176度を実現した。 32型モデルは、青・緑・赤の3つの波長に「深紅」を加えて、4つの波長をもった高輝度「4波長バックライト」を採用し、鮮明かつ深みのある色彩を実現したという。 また、両モデルとも設置環境の明るさに合わせてバックライトの輝度を自動で最適化する「ピュアホワイト」機能を備えている。 チューナは地上デジタル/BSデジタル/110度CSデジタルチューナを各1基搭載。HDMI入力は3系統備えているが、1080p入力には対応していない。全モデルでAQUOSファミリンクに対応。レコーダなど動作をテレビと連動させられる。 EPGは最大9チャンネルの同時表示が可能な「新・電子番組表」を装備。視聴中に放送中の他番組情報が確認できる「裏番組」ボタンも備えている。表示方法は従来のチャンネル軸が縦、時間軸が横のタイプに加え、新聞のテレビ欄と同様に横軸をチャンネル、縦を時間にした表示にも切り替えられる。 Ethernet端子を備えているが、アクトビラには非対応。音質面では独自の1ビットデジタルアンプを採用。スピーカーユニットは本体内で独立させたボックスに収納することで、共振を防止。サランネットには金属素材を使用し、高開口率を実現した。
筐体の薄型化にも注力し、業界最薄という奥行き8.1cmを実現。各モデルの外形寸法や消費電力、入出力端子は下表の通り。
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/070702-d.html
■ EXシリーズ 20型
「LC-20EX3」は、1,366×768ドットのASV液晶パネルを採用したパーソナルユース向けの液晶テレビ。倍速駆動には対応していない。輝度は450cd/m2。コントラストは1,200:1。視野角は上下左右176度。 1080p非対応のHDMI入力を2系統用意。ほかにも、D4×1、S映像×1、コンポジット×3を用意。PC接続用にアナログRGB(D-sub 15ピン)も備えるほか、ヘッドフォン出力や光デジタル音声出力も用意。前面にアナログ音声入力(モバイルオーディオ端子)も備えており、ポータブルオーディオプレーヤーの音声も手軽にテレビから出力できる。 寝室や個室での利用を想定し、オン/オフタイマー機能や、音声のみを出力する映像オフ機能、常時画面に時刻を表示させる時計表示などを用意。本体にはキャリングハンドルも備えている。
消費電力は65W、年間消費電力量は76kWh/年。スタンドを含めた外形寸法と重量は、49.7×22.4×40.4cm(幅×奥行き×高さ)、約6.6kg。
□ニュースリリース
□シャープのホームページ
(2007年7月2日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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