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カイン ラボラトリー ジャパンは、管球アンプ「Referenceシリーズ」の新モデル4製品を7月より順次発売する。ステレオプリアンプの最上位モデル「Reference-Two」などをラインナップし、価格は下表の通り。
■ Reference-Two
モノラルパワーアンプ「Reference-One」に引き続き、究極のプリアンプを目指して設計したというシリーズ最上位モデルのステレオプリアンプ。真空管は「6SL7」、「12AX7」、「300B」各4本で計12本使用する。 高剛性シャーシによる無共振設計や、トランスから入出力端子までの各パーツのセレクトなど、基本設計はAudio Spaceのセオリーに則り開発。インピーダンスを6段階、MC使用時のゲインを3段階切り替え可能な真空管EQアンプを搭載する。 入力端子はCD(バランス/アンバランス)、PHONO、AUXが各1系統。出力はプリアウト(バランス/アンバランス)が1系統。周波数特性は20Hz~100kHz±1dB(2V P-P)、入力感度は150mV(ライン)/0.3~1mV(MC)、3~10mV(MM)、インピーダンスは68kΩ(ライン)、3~100Ω(MC)、47kΩ(MM)。外形寸法は405×475×215mm(幅×奥行き×高さ)、重量は21kg。 ■ Reference-Three、Reference-3.1(300B/KT88)
モノラルパワーアンプの「Reference-Three」と、プリメインアンプ「Reference-3.1」をラインナップし、いずれの製品も「各カテゴリーで最高水準をクリアした、Referenceたる製品」としている。 Reference-Threeの真空管は、「845」、「300B」、「6SL7」、「6SN7」が各1本。出力は26W(TRIODE CLASS A/SINGLE ENDED)。周波数特性は20Hz~20kHz(-3dB)。外形寸法は366×522×246mm(幅×奥行き×高さ)、重量は32kg。 Reference-3.1は、「300B」を4本使用するモデルと「KT88」4本のモデルを用意。出力は21W×2ch(TRIODE CLASS A/PUSH-PULL)、周波数特性は20Hz~30kHz(±1dB)。外形寸法と重量は405×475×215mm(幅×奥行き×高さ)、28.7kgで共通。
□カインラボラトリーのホームページ ( 2007年7月11日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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