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株式会社ソフィアモバイルは11日、ワンセグチューナや、800×480ドット液晶ディスプレイを搭載するモバイル端末「nani」を発表した。個人向けの発売は行なわれず、コンテンツ配信事業者など企業向けの提供を想定している。価格は未定で、10月頃より試験用端末の出荷を開始する。 組み込み向けOS「Windows Embedded CE」を搭載するモバイル端末。通信機能として、無線LANを内蔵するほか、ウィルコムの通信モジュール「W-SIM」に対応する。 4.3型/800×480ドットの液晶ディスプレイを搭載。ワンセグチューナーも内蔵し、テレビ視聴が行なえるが、データ放送や番組録画には対応していない。動画再生機能として、WM DRM10に対応する「Windows Media Player 10」を搭載する。 これら機能はいずれも標準装備しているが、要望に応じて、ワンセグチューナを省略したり、W-SIMモジュールを省略するなどのカスタマイズが行なえる。 コンテンツ配信事業者にOEM供給し、配信コンテンツの視聴端末としての利用などを想定しているほか、コンテンツをネットワークで自動配信し、季節や時間帯に合わせた動画広告への自動差し替えを行なう「ネットワーク型電子POP広告サービス」など、ソリューションと組み合わせての提供も想定している。 なお、同端末は7月18日から東京ビッグサイトで開催される「ワイヤレスジャパン2007」で展示される。
□ソフィアモバイルのホームページ ( 2007年7月11日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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