ナップスター、配信楽曲の一部にノイズ混入などの不具合 －エンコード時のミス。ビットレート情報にも誤り

　ナップスタージャパン株式会社は12日、定額制音楽配信サービス「Napster」で配信している楽曲の一部に、不具合があったと発表。その修正と今後の対策などを明らかにした。

　不具合の内容は、楽曲にノイズや音とびがあったり、タイトルと楽曲が違っていたり、再生アプリ側で表示される再生時間と実際の再生時間が大幅に異なる、楽曲が再生できないなど。サービス開始以来、ユーザーから指摘があったという。

　原因はエンコード時のミスで、問題のあったファイルは既に修正されているという。同社は今後の対策として「楽曲ファイルに不具合があることが判明し次第、修正または取り下げなどを対応を行なっていくが、楽曲または事象により対応に時間がかかる場合もある」と説明。

　さらに、不具合のある楽曲を見つけたユーザーには、その情報をカスタマーサポートセンターまで連絡するよう呼びかけている。

　また、同社では楽曲のビットレートに関して、Webサイト上などで全楽曲が192kbpsでエンコードされていると記載していたが、実際には128kbpsなど、それ以外のビットレートも含まれていたと発表。現在それに関する記載はサイト上にはないが、情報を「基本的に192kbps、一部は128kbpsなど異なるビットレートもある」と訂正した。

□ナップスターのホームページ
http://www.napster.jp/
□サポート情報
http://www.napster.jp/support/index.html

(2007年7月12日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]

Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.