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カノープス株式会社は、プロフェッショナル向けビデオ編集ソフト「EDIUS Pro」の最新バージョン「EDIUS Pro version 4.5」を公開した。
EDIUS Pro version 4(73,290円)のユーザー向けに、無償のアップデートモジュールとして提供し、単体販売は行なわれない。対応OSはWindows XP。 「EDIUS Pro」は、HD映像の編集に対応したプロ向けビデオ編集ソフト。独自のCanopus HQコーデックを利用し、高速な編集が行なえるのが特徴で、HD/SDのマルチフォーマット編集にも対応している。 Ver.4.5では、各社HDカメラで採用されているフォーマットへの対応を強化。AVCHDネイティブファイルのインポートに対応し、HQコーデックに変換せずに取り込みが行なえるようになった。ただし、AVCHDネイティブファイルの場合はリアルタイム編集/プレビューが行なえないなどの制限がある。 松下電器がMPEG-4 AVC/H.264規格をベースに、放送・プロダクション用に開発した新フォーマット「AVC-Intra」にも対応。さらに、1080p(24p/25p/30p)記録のHDVやビクターのHDV 720 59.94p/50pなどに対応する。JPEG2000形式も取り込み可能となる。 また、AAF(Advanced Authoring Format)のインポート/エクスポートに対応し、AfterEffectsやProToolsなどとの連携を強化。HDVやMPEG-2出力の高速化などの改善も図られている。 なお、公開されたEDIUS Pro version 4.5は、OHCI専用バージョンで、同社のDVStormやVELXUSシリーズでは利用できない。これらの製品については、後日対応バージョンを公開する予定。 □カノープスのホームページ ( 2007年7月20日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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