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日本IDTは25日、PC向けのオーディオコーデック「92HD71B」を発表した。サンプル出荷はすでに開始しており、1万個ロット時のサンプル価格は1.62ドル。 デスクトップ/ノートPCの上位モデル向けオーディオコーデックLSI。4つのステレオチャンネルを搭載し、Intelの「High Definition Audio」のインターフェイスとの互換性を備える。 最大24bit/192kHz音声に対応。デジタル音声出力はデュアル構成で、HDMIにおける映像/音声統合など、マルチチャンネル対応のAV機器との統合も容易に行なえるという。同社独自技術により、S/N比100dB以上を実現したDACも備える。 システム電源ON時に発生するポップ・ノイズなどの不要な雑音を最小限に軽減する最適化機能を搭載。統合ヘッドフォンアンプも装備。アナログミキサーを搭載するほか、ノートPCのサブウーファ向けモノラル出力なども装備。 VoIPなどの音声通話機能向けのマイク入力や、端子へのケーブル接続を検出する「ジャック挿入検出機能」も備える。 電源電圧は1.5V/3.3Vに対応。パッケージは48ピンのQFP、48パッドのQFNを用意する。 □日本IDTのホームページ ( 2007年7月25日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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