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社団法人デジタル放送推進協会(Dpa)は、これまで必須技術要件としてBS/110度CSデジタルチューナに義務付けていたPPV(ペイ・パー・ビュー)サービスへの対応を、オプションへと切り替えると発表した。 BS/広帯域CSデジタル放送の運用を規定したARIB「TR-B15」ではこれまで、PPV対応機能の搭載を義務付け、チューナに対する対応テストも実施。チューナには視聴情報を放送事業者に送信するためのモデムも搭載されていた。 しかし、BS/110度CSデジタル放送ではPPVサービスは行なわれておらず、今後も実施はされないという。そのため、必須からオプションへと変更になり、7月31日で受信機のPPV機能テストも中止されることになった。 合わせて、9月に行なわれるARIB規格会議で「TR-B15」の改定も予定。「関係記述を削除するのが本来の対応。9月以降その作業に入る」という。
なお、モデムについてはデータ放送の双方向サービスなどで使用されていることから、当面チューナ必須の機能として残る予定で、テスト環境も維持されるという。
□Dpaのホームページ
(2007年7月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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