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株式会社ギャガ・コミュニケーションズは、映画「バベル」を11月2日にBlu-ray Disc/HD DVD/DVDの3フォーマットで同時発売する。DVDは2種類用意しており、合計4タイトルで発売。各フォーマットの価格などは下表の通り。
■BDビデオ版 片面2層の本編ディスクのみを収録。日本語字幕は劇場公開版とDVD版の日本語字幕の2種類に加え、日本語音声を書き出した字幕と、吹き替え用字幕の4種類を収録。 特典映像として、特報、予告編、テレビスポット映像を収めている。
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■HD DVDビデオ版 片面2層の本編ディスク1枚組み。字幕の仕様はBDビデオ版と共通。特典映像の内容も同じとなっている。
■DVDビデオ版 DVD版は「スタンダード・エディション」と「プレミアム・エディション」の2種類を用意。収録する本編ディスクの仕様は異なり、プレミアム版のみ英語のDTS音声を収録している。 プレミアム版は特典ディスクも加えた2枚組み。監督自身が監修し、映画本編と共に作り上げたという、87分のメイキング「“COMMON GROUND:under construction notes”」を収録。さらに、特報、予告、テレビスポットも収めている。豪華なアウターケース仕様になるほか、36ページのブックレットも同梱予定。 「バベル」は、ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、役所広司など、豪華なキャストが共演した作品。アカデミー賞では6部門でノミネート。助演女優賞で菊地凛子がノミネートされたことで日本でも大きな話題となった。 はじまりはモロッコ。夫婦の絆を取り戻そうと旅するリチャード(ブラッド・ピット)とスーザン(ケイト・ブランシェット)だったが、乗っていたバスに打ち込まれた一発の銃弾で、スーザンが重傷を負ってしまう。言葉も通じず、医者もいない辺境で妻の命を懸命に救おうとするリチャード。一方、発砲事件の犯人を米国人を狙ったテロリストと断定したモロッコ警察は捜査を開始した……。 銃の持ち主を辿ると、東京で耳の不自由な娘(菊地凛子)と2人暮らしをしている会社役員(役所広司)に行き着いた。彼は数年前に自殺で亡くした妻について未だ事情徴収を受けているのだが……。
一発の弾丸が、モロッコ、アメリカ、メキシコ、日本へと、様々な問題を誘発しながら拡大。題名にもある混乱(バベル)の中、それぞれの事件が結びつき、意外なラストへと帰結していく。監督はアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。
□ギャガのホームページ
(2007年7月30日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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