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株式会社ジュピターテレコム(J:COM)は30日、連結子会社であるジェイコム関東、調布ケーブルテレビジョン、ジェイコムせたまちの3社を8月1日に合併すると発表した。 合併後は株式会社ジェイコム関東が存続会社となり、サービス総加入世帯が約52万世帯、ホームパス(敷設工事済み)世帯は約189万世帯。「日本最大のケーブルテレビ事業会社が誕生する」としている。 今回の合併で、グループ経営の効率化と機動性の追求によるグループ全体の競争力の強化を図る。ジェイコム関東は、東関東、西東京、相模原・大和、板橋、群馬、調布、せたまちの7局体制となり、本社の企画機能強化や、サービス品質の向上などに努めるとしている。 30日には同社の2007年中間期(1~6月)連結決算が発表されており、営業利益202億9,300万円(前年同期比30.1%増)、当期純利益115億3,800万円(同42.1%増)となった。 経営成績については、特に集合住宅から安定的な収入を得られるという集合住宅一括加入契約(バルク契約)や、SOHO向けサービスなどの好調により加入世帯を伸ばした。CATVではベーシック/プレミアム合わせ4チャンネルを新規に投入したほか、デジタルサービス加入率が前年同期末より15ポイント上昇の59%となっている。 CATVの加入世帯数は、前年同期末比で40万3,600世帯(23%)増加の213万7,600世帯。CATV利用料収入は、前年同期の480億4,700万円から124億6,000万円(26%)増の605億700万円となった。
□J:COMのホームページ ( 2007年7月30日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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