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ティアック株式会社は、オーディオ制作向けの「TASCAM」ブランドの新製品として、ベース/ボーカル練習用「MP3トレーナー」を発表した。1GBメモリを内蔵し、ベースの練習に活用できる「MP-BT1」と、ボーカル練習用の「MP-VT1」をラインナップ。今秋の発売を予定しており、価格は未定。
2月に発売したギター練習用の「MP-GT1」と同様に、「MP3トレーナーシリーズ」として展開。1GBメモリを内蔵し、メモリ上のMP3楽曲再生が可能となっており、楽曲にあわせてベースやボーカルの練習ができる。また、音程をそのままにテンポを変更できる「VSA(Variable Speed Audition)」機能により、ピッチを変更しながらのベース/ボーカル練習などが行なえる。 ベース用の「MP-BT1」では、ベース用の入力端子を装備するほか、ベース用のマルチエフェクターを内蔵。コンプやコーラス、フランジャー、リバーブなどをベース入力に適用可能となっている。また、楽曲中のベースの音をカットしたりブーストする「ベースエンハンス」機能や、ベースチューナを内蔵する。 ボーカル用の「MP-VT1」は、マイク端子を装備。ボーカルエフェクターや楽曲のボーカル音声をカットできる「ボーカルキャンセル」機能などを備えている。 中央に配置されたホイールと、128×64ドットのモノクロ液晶を利用して操作が可能で、ディスプレイにはID3Tag(Ver.2.4まで)表示が行なえる。対応オーディオ形式はMP3でビットレートは32~320kbps。USB端子を装備し、楽曲の転送や充電に利用する。 リチウムイオンバッテリを備え、ポータブル型のMP3プレーヤーとしても利用可能。外形寸法は78×25.5×110mm(幅×奥行き×高さ)、重量は220g。 □ティアックのホームページ ( 2007年7月31日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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