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オンキヨー株式会社は、iPod専用ドックを搭載したCDオーディオシステム「AERO Sound System(エアロ・サウンドシステム」第2弾となる2機種を8月24日より順次発売する。 価格はオープンプライスで、店頭予想価格と発売日は、スタンダードモデルの「CBX-Z10」が43,000円前後で8月24日発売、上位モデルの「CBX-Z20」が50,000円前後で10月下旬発売。カラーはZ10がホワイト、Z20がブラック。 いずれも、CDプレーヤーとiPod用のドック、AM/FMチューナを一体化したサウンドシステムで、2006年に発売したCBX-Z1の後継モデル。Z10は前モデルの機能を引き継ぎ、前面パネルのカラーがブラックからホワイトに変更された。Z20は、キャビネットの拡大やアンプ回路の改良により、音質向上を図っている。外形寸法やアンプ出力などは共通。 CDプレーヤー部は、音楽CDやCD-DA形式で記録したCD-Rを再生可能。iPodドックの利用で第4世代以降のiPodやiPod photo/mini/nano内の楽曲を再生でき、付属リモコンでiPodの操作も行なえる。また、コンポジット映像出力も備え、第5世代iPodのビデオファイルを外部ディスプレイに出力できる。iPodの充電も可能。
Z20は音質面の見直しが行なわれており、キャビネットの容積を従来比110%に拡大、豊かな低音再生を実現したという。スピーカーユニットのパーツにも、振動板の振幅効率に優れているという新ダンパーを採用した。 また、パワーアンプ回路の出力にコンデンサを配置せず、直流がスピーカーに流れるのを防ぐ高級アンプの技術「フローティンググランド」方式を用いており、低域のロスを改善。スピーカーの駆動力を向上させたとしている。さらに、電源のリップルノイズ対策として、フラッグシップモデルのアンプに用いる除去回路を搭載、クリアな音質と細部のニュアンス再現力を獲得したという。 両機種とも、従来モデルと同様にスリット型バスレフダクト「AERO ACOUSTIC DRIVE」技術を採用。スピーカーユニットは8cm径フルレンジのOMFコーンを搭載する。 アンプの最大出力は5W×2ch、再生周波数帯域はZ10が50Hz~20kHz、Z20が40Hz~20kHz。入出力端子はアナログ音声が1系統、コンポジット映像出力が1系統。ヘッドフォン出力も備える。外形寸法は435×231.5×138mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.3kg。専用リモコンが付属する。
□オンキヨーのホームページ ( 2007年8月10日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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