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CD(Compact Disc)が2007年8月17日をもって製造開始から25周年を迎えた。'82年8月17日に世界初のCDがドイツ ハノーファ郊外のPhilipsの工場で製造され、以来、累計で2,000億枚を超えるCDが販売されている。
Philipsが製造した初のCDは、ポリグラムによるABBAの「The Visitors」で、'82年には150タイトルが市場に投入された。同年に発売されたCDの多くはクラシックだった。'82年11月には日本や欧州でCDプレーヤーが発売された。 CDは、新しいデジタルオーディオディスクの開発を目的とし、'79年にPhilipsとソニーが共同で開発に着手。当初は収録時間60分、直径115mmのディスクとして規格化が進められていたが、「ベートーベンの交響曲第9番」が収録可能な容量として、現在の120mm、収録時間74分に拡張され、'80年に“RedBook”として技術仕様が定められた。 Philipsでは、「CDの発明は音楽産業に革命をもたらした。傷に強く、音質に優れたCDは、アナログからデジタルへの音楽技術の進化の先駆けとなった」としている。
□Philipsのホームページ(英文) ( 2007年8月17日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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