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オリンパス、高音質再生/録音対応WMAボイスレコーダ
-ダイマジックのサラウンド技術など採用。実売3万円


9月14日発売

標準価格:オープンプライス


 オリンパスイメージング株式会社は、ボイスレコーダ「Voice-Trek(ボイストレック)」のフラッグシップモデル「DS-60」を9月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は30,000円前後の見込み。

 WMA/MP3ファイルの音楽再生や、WMA形式での録音に対応するボイスレコーダで、内蔵メモリ容量は2GB。2006年11月発売の「DS-50/40」の上位モデルとして位置付けている。

 新たにレコーダ部の回路を最適化し、録音時の明瞭感を増加。DS-50と比べて録音時のS/N比が向上しているという。

 録音モードとして、新たに「指向性マイクモード」を追加。ダイマジックの開発したマイクロフォン指向特性制御技術「DVM」を採用しており、側面方向からの雑音を低減し、正面方向に指向特性を持たせた録音が可能。同社では「講演会や講義など離れた場所の音源の録音が従来モデル以上にクリアに録音できる」としている。なお、指向性マイクモード利用時は、自動でモノラル録音となり、ステレオでの録音は行なえない。

 録音品質設定は、ステレオ3種類/モノラル3種類の計6種類を用意。録音時間は約35時間10分~約551時間。

 本体上部には、着脱可能なステレオマイクを装備。80cmケーブル付きリモコンも同梱し、リモコンの先にマイクを装着することで、本体から離して録音することも可能。

上部のステレオマイクは着脱可能

 音楽再生は、MP3/WMA形式に対応。ダイマジックの開発したサラウンド技術「EUPHONY MOBILE」を採用し、音楽再生時の音質を向上。MP3/WMAなどの圧縮音源の作成時に失われた高音域をバランスよく補完するほか、低音域を豊かに拡張することで、原音に近い“本物のリアルな音”が楽しめるという。

 設定は、「Natural/Wide/Power/OFF」の4種類から選択が可能で、長時間聴いていても疲れにくいサラウンド音質を実現したとしている。

 ノイズキャンセル機能や、ローカットフィルター、音声フィルターなどのノイズ除去機能を搭載。再生スピードは9段階で調節可能。PC用付属ソフト「DSS Player Ver.7」を利用することで、ポッドキャストのダウンロードなどにも対応できる。

 最大出力250mWのモノラルスピーカーを搭載。ドライバユニットは23mm径。ステレオミニ入出力端子を各1系統装備する。

 モノクロ液晶ディスプレイを搭載。電源は単4電池2本で、アルカリ電池利用時の連続駆動時間は、録音が約32時間、再生が約26時間(イヤフォン利用時)。PCとの接続にはUSB 2.0を利用する。

 外形寸法は111×37.5×16mm(縦×横×厚さ)、マイク/アルカリ電池を含む重量は約80g。DS-50用に発売しているフットスイッチなどのオプションも利用できる。

□オリンパスのホームページ
http://www.olympus.co.jp/jp/
□ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/jp/news/2007b/nr070829ds60j.cfm
□製品情報
http://olympus-imaging.jp/voicetrek/ds60/
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【11月14日】オリンパス、WMAボイスレコーダの高音質録音モデル
-音楽再生対応/ポッドキャストボタン搭載。1GB/512MB
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20060614/olympus.htm

( 2007年8月29日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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