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シャープ株式会社は現地時間の28日、ポーランド共和国にある液晶工場「シャープ・マニュファクチャリング・ポーランド」(Sharp Manufacturing Poland Sp.zo.o./SMPL)の開所式を開催。片山幹雄社長に加え、ポーランドのヤロスワフ・カチンスキ首相や地元政府の関係者、駐ポーランド日本大使らが出席した。 SMPLは、ポーランド北部に位置するクヤフスコ・ポモルスキー県ウィソミッツァ郡に2006年4月に設立。2007年1月からは、大型液晶テレビ用液晶モジュールの生産を開始し、シャープのスペイン工場や、レーベのドイツ工場などへ搬送。欧州向けの大型液晶テレビに搭載されている。 生産能力の順次増強が行なわれており、7月からは液晶モジュールから液晶テレビまでの一貫生産を開始。地上アナログ停波の計画も明らかになり、2011年には世界の30%を占める3,600万台が見込まれる欧州市場へ対応。2011年度に液晶モジュールの年産1,000万台を目指している。
なお、同工場では一貫生産と合わせ、今後もスペインやレーベのドイツ工場向けに、液晶モジュールの供給も継続するという。
□シャープのホームページ
(2007年8月29日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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