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ソニーは、「リアルな音場再現を目指した」というヘッドフォン型のパーソナルフィールドスピーカー「PFR-V1」を10月10日より発売する。価格は55,650円。
ヘッドバンドを備えたヘッドフォン風の形状ながら、ユニット部を耳に密着させず、小型の球形スピーカーを耳の斜め前方に装着する。同社では、スピーカーを頭にかけるスタイルとして「パーソナルフィールドスピーカー」という呼称を提案している。 耳の前にスピーカーを設置することで、目の前に音場が広がる臨場感あるサウンドを実現。スピーカーの前面板から外側に設けた「エクステンデットバスレフダクト」を耳の外耳道の入口に装着し、重低音の表現力を高めているという。 ユニットは21mm径で、最大エネルギー積440kJ/m3のネオジウムマグネットと、飽和磁束密度の高いオールパーメンジュール磁気回路を採用。緻密かつ力感にあふれた楽曲再生を可能とする。キャビネットはアルミダイカスト製。超ジュラルミン製のヘッドバンドと組み合わせることで、圧迫感の少ない装着感を実現している。
再生周波数帯域は35Hz~25kHz、感度は93B/mW、インピーダンスは総合出力は60mW。音楽再生時には、再生機とRFR-V1の間に付属ブースターを接続する。ブースターの電源は単4乾電池×2本で連続再生時間はアルカリ電池利用時で95時間、マンガン電池で45時間。ケーブル長は1mで、ブースター用ケーブルは0.7m。重量は約96g。3mの延長コードやステレオ2ウェイプラグ、キャリングケースが付属する。
□ソニーのホームページ ( 2007年9月3日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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