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米Sonyは5日(現地時間)、200枚のBlu-ray Disc/DVD/CDに対応するチェンジャー機能と、容量500GBのHDDを内蔵するホームエンターテインメントサーバー「HES-V1000」を10月より発売する。市場想定価格は3,500ドル。 チェンジャ部はBD/DVDなど12cmディスクを196枚、8cmディスク4枚が収納可能で、BDドライブはBlu-ray Disc/DVD/CDの読み込みに対応。容量500GBのHDDも内蔵し、映像や音楽、静止画ファイルを取り込める。 HDV/DV用のi.LINK入力端子を備え、HDDに映像の取り込みが可能なほか、メモリースティックや、SDカード/CF/xD-Pictureカードリーダも搭載し、静止画の取り込みが行なえる。 Ethernet端子でネットワークに接続し、ネットワーク内のDLNA対応機器へ音楽配信が行なえるDLNAサーバー機能を備える。 チェンジャに収納した各ディスク情報をネットワーク経由で自動取得する、米All Media Guide(AMG)社の「LASSO」技術を採用。BD/DVD/CDなどのメディアの種類を自動で認識し、映像メディアの場合は、タイトルやあらすじ、出演者情報など、音楽メディアの場合は、曲名やアルバム名、アーティスト名などの表示や検索が行なえる。
天面にタッチセンサーを内蔵し、触れただけで利用できる操作ボタンを装備。ディスプレイも搭載し、再生状態などを知らせる。HDDへデータを取り込む「IMPORT」ボタンや、取り込み元を選択する「IMPORT SELECT」ボタンなども備える。 メニューなどのインターフェイスには「XMB」を採用。HES-V1000上で動作するアプリケーションとして、画像の顔認識機能を備えるスライドショー作成ソフト「x-Pict Story HD」や、静止画やビデオをアルバム状にまとめてDVDメディアへ保存できる「x-ScrapBook」なども搭載する。 映像出力端子としてHDMIを1系統装備。HDMI-CECを使用したBRAVIAとの連携機能「TheatreSync」にも対応。 そのほかの出力端子は、コンポーネント、S映像出力、コンポジット出力を各1系統装備。音声出力は光/同軸デジタル及び、アナログ音声(RCA)3系統備える。入力端子はS映像、コンポジットを各1系統、アナログ音声入力を1系統備える。外形寸法は約31.1×40.3×80.3cm。
□米Sonyのホームページ(英文) ( 2007年9月6日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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