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松下電器産業株式会社は、薄型テレビ「VIERA(ビエラ)」シリーズのプロモーションとして、東京の六本木ヒルズにおいて、21日から大規模な広告展開を開始した。会期は9月21日から10月14日までで、380カ所以上の広告を展開。「VIERAヒルズ」として、六本木ヒルズを訪れた人々にVIERAをアピールしている。
六本木ヒルズの大型広告幕やバナーフラッグ、ポスターなどの約380カ所の広告スペースにVIERA関連の広告を掲出。最大の広告枠は円筒状の建物内にエスカレーターが通じている「メトロハット」の外周で、横30m、縦18mの超大型広告を表示。CMキャラクターの小雪さんをフィーチャーした「ヒューマンビエラ」をアピールしている。 広告は、使いやすさや見やすさ、環境性能をアピールした「ヒューマンビエラ」のほか、小雪さんと綾瀬はるかさんを起用し、HDMIやSDカードによる機器連携をアピールした「ビエラにリンク!」の2本。 メトロハットの内部に掲出した「ビエラにリンク!」の広告では、プロジェクタの投射映像を組み合わせた“動く広告”を展開。VIERAやデジタルカメラ「LUMIX」、SDカードムービーなどの各機器は通常の看板表示だが、SDメモリーカードの映像をプロジェクタ投影し、“デジカメから抜き出したSDカードをVIERAに入れると、VIERAでデジカメ写真が表示できる”という一連の動作を動画として表示する。この広告により、VIERAの連携機能の「簡単・便利さ」をアピールしたいという。
さらに、ウェストウォークのガラス面の広告やバナー、けやき坂に約80本のフラッグ掲出など、六本木ヒルズ内の広告枠の多くをVIERAがジャック。松下電器では、六本木ヒルズのパートナー企業として、機器納入などを行なっているため、通常は広告枠として扱われていない箇所にも広告掲出が可能となったという。 これらの広告は、約60名のスタッフが20日の22時以降に取り付け作業をスタート。21日の午前8時30分に完了したという。「“一夜城作戦”で、一夜にして六本木ヒルズを“VIERAヒルズ”へと変身させた」とアピールしている。
なお、10月8日から10月14日まで、「ビエラにリンク!」のタッチ&トライイベントも開催。VIERAを中心に、DIGAやSDムービー、LUMIX、ドアフォン、アクトビラなどの連携機能の実働デモを行なう。イベント会場は六本木ヒルズ ウェストウォーク 2階特設スペース。 同社では、「映画を見るならプラズマ」をキーワードに展開していた2005年より、六本木ヒルズで大規模な広告展開を行なっている。その理由については、「映画館を訪れる人も多く、東京国際映画祭の会場となるなど“映画”のイメージが強い。また、大型VIERAのターゲット層と、六本木ヒルズを訪れる多くの人はマッチすると考えたため」という。
□松下電器産業のホームページ ( 2007年9月21日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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