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ソニー、地デジ/BDドライブ搭載の「VAIO」秋モデル
-壁掛け対応でテレビにもなる「type L」など


10月6日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 ソニーは、PCブランド「VAIO」の2007年秋モデルとして、地上デジタルチューナとBlu-ray Discドライブを搭載したモデルなど、 6シリーズ/36モデルを10月6日より順次発売する。BD対応ドライブを搭載したモデルは2シリーズ/10モデル。従来モデルと合わせて、VAIO全体では4シリーズ/21モデルになるという。

 地上デジタルチューナを内蔵したモデルや、BDドライブを搭載したモデルは以下の通り。


■ type L

VGC-LT80DB

 一体型PCの新シリーズとして昨年投入された「type L」のデザインを一新するとともに、液晶画面のサイズを従来の15.4型ワイド、19型ワイドに加え、新たに22型ワイド液晶モデルも追加。ラインナップを拡充している。

 1枚板のようなデザインの筐体を採用しており、同社では「ボードPC」と表現。液晶画面の周囲にクリアパネルを設た、フォトフレームのようなフォルムが特徴となっている。22/19型モデルはVESA 100×100mmのマウントに対応しており、壁掛けも可能。液晶テレビのように使用できる。

 デジタル放送録画/視聴ソフトは「Station TV Digital for VAIO」から、「TV Enhance for VAIO」に変更された。「VAIO Video Explorer」も地上デジタル放送に対応しており、情報番組などで紹介されたお店や商品情報の検索、気に入った商品の購入ができる「カタログビュー」機能などが使用できるという。

 オーナーメイドモデルの4機種は15.4型ワイド液晶(1,280×800ドット)を採用。地上デジタルチューナの選択も可能。BDドライブは搭載できない。

 店頭モデルの「VGC-LT80DB」と「VGC-LT70DB」は、22型ワイド(1,680×1,050ドット)のクリアブラック液晶液を採用。上位モデルの「VGC-LT80DB」はBD-R/REの2層記録にも対応したBDドライブを装備。「VGC-LT70DB」はDVDスーパーマルチドライブとなる。

 OSはWindows Vista Home Premium。CPUは「VGC-LT80DB」がCore 2 Duo T7500(2.2GHz)、「VGC-LT70DB」はCore 2 Duo T7250(2GHz)。メモリはどちらも1GB。500GBのHDDを搭載する。発売日は10月6日で、店頭予想価格は「LT80DB」が369,800円前後、「LT70DB」が279,800円前後の見込み。

 19型(1,440×900ドット)液晶を搭載し、地上デジタルチューナを搭載しているのは「VGC-LM70DB」(10月6日発売/259,800円前後)と「VGC-LM50DB」(10月6日発売/219,800円前後)。「LM70DB」はCore 2 Duo T7250、「LM50DB」はCeleron 530(1.73GHz)を搭載している。

 そのほかにも、15.4型(1,280×800ドット)液晶を搭載した「VGC-LJ50DB/W」(10月6日発売/199,800円前後)は地上デジタルチューナを搭載。Celeron 530と1GBメモリ、200GB HDDを内蔵している。

□type L スペック表 (VGC-LT80DB/VGC-LT70DB)
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/LT1/spec_retail3.html#first
□type L スペック表 (VGC-LM70DB/VGC-LM70B/VGC-LM50DB/VGC-LM50B)
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/LT1/spec_retail2.html#first
□type L スペック表 (VGC-LJ50DB/W、VGC-LJ50B/W、LJ50B/P、LJ50B/B)
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/LT1/spec_retail1.html#first
□type Lの製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/LT1/


■ type A

VGN-AR74DB

 type Aシリーズはいずれも17型の液晶ディスプレイを採用した、AVノートPC。市販モデル3機種の全てに地上デジタルチューナを搭載。上位モデル「VGN-AR74DB」のみ、液晶の解像度が1,920×1,200ドットのフルHD。「VGN-AR64DB」と「VGN-AR54DB」は17型液晶だが解像度は1,440×900ドットとなっている。

 上位2機種の「AR74DB/64DB」は、BD-R/REへの書き込みもサポートしたドライブを搭載。下位モデルの「VGN-AR54DB」はDVDスーパーマルチドライブで、BD-ROMの2倍速読み出しのみ対応している。

 「AR74DB」のCPUはCore 2 Duo T7500(2.2GHz)で、メモリは2GB。HDDは320GB。「AR64DB/54DB」はCore 2 Duo T7250(2GHz)搭載で、メモリは1GB。HDDは200GBとなっている。発売日は3モデルとも10月13日。店頭予想価格は「AR74DB」が379,800円前後、「AR64DB」が299,800円前後、「AR54DB」が269,800円前後の見込み。

□type A スペック表
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/AR5/spec_retail.html
□type A 製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Products/AR5/spec.html

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2007/products_0925.html

(2007年9月25日)

[AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]


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