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ボーズ株式会社は、ピュアオーディオ用製品の新モデルとして、DVD/CDシステム「WBS-1EXIV」を10月20日に、ペンシル型スピーカー「77WER/WER-S」を11月20日に発売する。価格は「WBS-1EXIV」が155,400円、「77WER/WER-S」が126,000円。
■ WBS-1EXIV WestBoroughシリーズの新モデル。DVD/CDプレーヤーと2chアンプ、AM/FMチューナを一体化したメインユニットと、52,290円(ペア)で単品発売もされている、同じくWestBoroughシリーズのブックシェルフスピーカー「125」をセットにしたモデル。 スピーカーの「125」は、管楽器の原理を応用した独自の低音再生技術「アコースティック・ウェーブガイド」を採用したモデルで、ユニットは11.5cm径のフルレンジ1発。インピーダンスは6Ω。 バナナプラグ対応のスピーカーターミナルは金メッキ仕上げ。外形寸法は181×185×270mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4.2kg。
メインユニットは、「125」のパフォーマンスを最大限に引き出すことをコンセプトにしたという新開発のモデル。単独型番としては「PLS-1610」と名付けられている。DVDビデオに加え、音楽CD、CD-R/RWに記録したMP3ファイルの再生に対応。フォノ入力も備えており、レコードプレーヤーとも接続できる。 小音量でも音響バランスを保つ「P.A.P.回路」や、部屋の音響特性による影響を補正する「R.A.C.回路」などを搭載。出力端子はD2×1、コンポジット×1、S映像×1、アナログ音声×1、光デジタル音声×1、標準プラグのヘッドフォン端子×1を用意。入力はアナログ音声×3を備えている。 アナログ音声入力の内、1系統(ステレオミニ)は前面に用意。ポータブルオーディオ機器を気軽に接続できる。アンプ部の定格出力は40W×2ch(6Ω時)。チューナはAM/FMに対応。
使用頻度の高いボタンのみを搭載したカード型シンプルリモコンと、多機能なメインリモコンの2種類を同梱。メインユニットの外形寸法は295×308×102mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.8kg。
□ニュースリリース (WBS-1EXIV)
■ 77WER
ペンシル型スピーカー「55WER」の上位モデル。ブラックとシルバーの2モデルを用意する。外形寸法88×102×1,205mm(本体のみ)という、細身の筐体が特徴。内部に設置した共鳴管で空気を共振させることで、スリムな筐体でも豊かな低音再生が可能になるという独自の「アドバンスド・ウェーブガイド・テクノロジー」を投入。管(ウェーブガイド)は3本内蔵しており、長さは合計で3.6mに達するという。 システムとしては新開発の70mm径ウーファを4基、57mm径の中高音用ユニット(ツィドラー)を1基搭載した2ウェイ、5スピーカーシステム。ウーファはエンクロージャー内部にマウントされており、内磁型反発マグネットを採用。ツィドラーはアルミダイキャスト・フレームで固定し、最頂部に搭載。コーン紙の形状や材料を厳選することで、スピード感のある再生を実現したという。
内部にある、4基のウーファの位置と共振点を最適化することで、広い帯域の低域再生を実現。ツィドラーは下部とは独立した空間に配置されており、定位感の向上や、指向特性の拡大に寄与しているという。全体のインピーダンスは6Ω。重量は6kg。スピーカースタンドも付属する。
□ニュースリリース (77WER/77WER-S)
□ボーズのホームページ
(2007年9月27日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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