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Blu-ray Discを推進するBlu-ray Disc Association(BDA)は28日、中国の大手オーディオビデオ機器メーカー華録集団(CHLG)が提案する、ビデオコーデック「AVS」とオーディオコーデック「DRA」の技術評価タスクフォースを設立すると発表した。 AVSは、世界中の170以上のメンバーで構成される作業部会によって規格化された、ビデオに関する中国の国家規格。DRAは、デジタルオーディオに関する中国の産業規格で、主に広州広晟数碼技術有限公司によって開発された。 華録集団では、「AVSとDRAは、業界と政府の強力な支持を得て、中国国内で開発されたコーデック規格。Blu-ray Discに採用されれば、中国市場のBlu-rayの普及が一段と加速するものと確信している」としている。 BDA中国タスクフォース議長の松村純孝氏は技術評価タスクフォースを設立にあたって、「中国では、AVSとDRAが関連当局に認知されており、中国独自の規格になると理解している。BDAにとっても、中国は重要な市場であり、今回の提案は非常に重要であると考えている。提案を前向きに対応し、速やかに技術の評価を進める」としている。 華録集団は、中国国務院傘下の固有資産監督管理委員会直属の唯一の家電メーカーで、8月30日にBDAへの加入を発表している。 □Blu-ray Disc Associationのホームページ(英文) ( 2007年9月28日 ) [AV Watch編集部/furukawa@impress.co.jp]
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