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株式会社ゼンテック・テクノロジー・ジャパンは28日、BDプレーヤーの短期開発を可能にするというBD-J/HDMVを統合したソフトを発表。10月2日から開催されるCEATEC JAPAN 2007において、PCを用いたデモを行なう。 同ソフトは、BDプレーヤーや、各国仕様のデジタルテレビセットメーカーに対して、2008年春よりライセンス販売される予定。 BD-Jの仕様は欧州デジタルテレビの双方向規格「DVB-MHP」をベースに策定されたGEM規格を拡張、PinP(子画面表示)や仮想ディスクなどの機能が追加されたもの。GEM規格は米国CATV向けのOCAP(Open Cable Application Platform)や、日本のARIB-J(ARIB STD-B23)としても策定されている。 同社はDVB-MHP開発も手がけており、既に欧州向けMHP対応STBや、台湾テレビジョン(TTV)へのSTBを提供開始。また、OCAP開発も最終テスト段階に入っており、こうした実績を元にBD-Jが開発されたとしている。 BD-Jと、同規格が追加される前のBlu-rayの仕様であるHDMVの両方を開発したことで、両者を統合したナビゲータソフト(上位アプリケーションソフト)を提供、メーカーはBDプレーヤーの短期開発が可能になるという。 さらに、同社はDVB-MHP対応のオーサリングツール「MediaMaster」を開発。BD-J対応オーサリングツールなどの製品化も検討している。
□ゼンテック・テクノロジー・ジャパンのホームページ ( 2007年9月28日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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