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株式会社ヒノオーディオは、ブックシェルフスピーカー「エビデンス」(MM01A)を10月末に発売する。価格はペアで84,000円。 4.5インチ径ウーファとアルミリボンツイータで構成する2ウェイの小型スピーカー。「モニタースピーカーに見られる無機質な音とは異なり、実在感を持ち、質感表現にも優れた音」としている。 「エビデンス」は、北米PioneerでTADコンスーマーの立案に携わったエド氏が独立、「真空管アンプで聴くAltecの浸透力ある音を、自分が使う小型スピーカーで再現しようと開発した」という。「MM01A」は、倍音も含めたボーカル帯域(100Hz~10kHz)を1つのユニットとボイスコイルで再現し、90dB以上の高感度な小口径ウーファと100kHz近辺の倍音再生の実現を目的に開発されている。 ウーファのエッジには、ゴムや発泡ウレタンに比べ経年変化の少ない布とダンプ材を使用。また、グリルには固定式金属ネットを採用する。 ネットワーク部はハンダ付けを行なわず、カシメ処理(圧着端子)で接続。ターミナルはバイワイヤリング対応。エンクロージャは3種類の板厚のMDF材を採用。バッフルは18mm厚で、ウーファとツイータの間に、振動を遮断する溝を設けた。側板は12mm厚。 再生周波数帯域は65Hz~120kHz、クロスオーバー周波数は10kHz、インピーダンスは4Ω、最大入力は75W RMS。外形寸法は152×231×247mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4kg。
□ヒノオーディオのホームページ ( 2007年10月3日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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