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ヤマハ株式会社は、音をビーム状に放射し、サラウンド再生を行なうサウンドシステム「デジタル・サラウンド・プロジェクタ」の新モデルとして、コンパクトボディのエントリーモデル「YSP-500」を10月下旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は75,000円前後の見込み。
また、9月発売のサブウーファ「YST-FSW050」とYSP-500をセットにした「YSP-HT500」も用意。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は85,000円前後の見込み。 YSP-500は、コンパクトな筐体に小型フルレンジユニット16個を搭載し、指向性の高い音をビーム状に放出。音を部屋の壁や天井などに反射させることで、サラウンド再生を行なう「デジタル・サラウンド・プロジェクタ」のエントリーモデルとなる。 5.1chサラウンドが再現できる5ビーム、多人数向けの3ビームなどのほか、自動音場調整機能「インテルビーム」や、リモコン操作者にビームを集中し、音が聞こえやすくなる「マイビーム」、周囲に壁がない部屋で利用する場合など、ビームによるサラウンド効果が得られにくい環境でもサラウンド再生が行なえるバーチャルサラウンド機能「マイサラウンド」などのビームモードを搭載。
横幅61cmのコンパクトな筐体を採用。同社のサウンド・プロジェクタ製品の中では最小サイズとなる。付属のリモコンには、各メーカーのテレビ、DVDレコーダ、CATVチューナなどの操作コードがプリセットされている。 別売のサブウーファ「YST-FSW150/100/050」などとの連携にも対応。本体の電源ON/OFF時に、連動してサブウーファの電源もON/OFFできる。 デコーダは、ドルビーデジタル、DTS、AACに対応。ドルビープロロジックIIや、DTS Neo:6もサポートする。 ユニットは2.8cm径フルレンジを16個と、8cm径ウーファを2個内蔵。ユニットサイズはYSP-4000などと比べて小型化している。低音増強の「SRS TruBass」も搭載する。 アンプ出力は、2W×16ch、15W×2chの総合62W。映像入力は装備せず、メニュー表示用の映像出力として、コンポジットを1系統装備。音声入力はアナログ音声と光デジタルを各2系統、同軸デジタルを1系統装備。音声出力はサブウーファプリを1系統を備える。 外形寸法は610×220×120mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約8.5kg。
□ヤマハのホームページ ( 2007年10月4日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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